卓越したパティシエの技術にインスパイアされた、3種のデザートの世界観をウイスキーで実現



 世界180以上の国々で酒類ブランドを展開する英国大手酒造企業のディアジオ社の完全子会社ディアジオ ジャパン株式会社(本社:東京都港区)は、ウイスキーの熟成技術を極限まで高めた限定コレクション「ザ シングルトン 42年 トリプティク ザ グルマン コレクション」を2025年7月より発売いたします。

 「ザ シングルトン 42年 トリプティク ザ グルマン コレクション」 は、マスター・ブレンダーが卓越したパティシエの技にインスパイアされ、「イチジク&チョコレートガナッシュ」、「キャラメル クレームブリュレ」、「ブラックチェリー ガトー」 と豊かなデザートのフレーバーを表現した42年熟成のシングルモルトウイスキー3種から成る至高のウイスキーシリーズ。世界でたった136セットと数量限定の特別なコレクションです。

 1981年に慎重に選ばれたリフィルアメリカンオーク樽とリフィルヨーロピアンオーク樽で、12年間の初期熟成の後、厳選された樽で29年間の二次熟成を経て、各リキッドの特長を最大限に引き出すために異なるフィニッシングカスク(樽)で6ヶ月間仕上げています。 長期熟成とブレンダーの技術が生み出す比類なき香味が、至高なひとときへと誘う珠玉のシングルモルトです。



■極限まで追求した二次熟成と樽のレイヤリング技術によってリッチなフレーバーを実現

二次熟成とは、最初の熟成期間を経たウイスキーを別の樽(または複数の樽を組み合わせたもの)に貯蔵すること。ウイスキー業界では通常、数週間から数カ月、場合によっては数年間熟成させます。

「ザ シングルトン 42年 トリプティク ザ グルマン コレクション」の29年という期間は、ブランド史上最長の二次熟成であり、業界でも極めて珍しいシングルトンならではの挑戦です。樽の組み合わせが長期間にわたってウイスキーの個性に影響を与え、滑らかな口当たりと何層にも重なった風味を持つシングルモルトを生み出します。

シングルトン史上最長の二次熟成により、樽の個性が深くしみ込み、シルクのようになめらかな口当たりと、幾層にも重なるリッチなフレーバーを実現しました。チルフィルターを施さず、カラメル色素を一切使用せずにボトリングされており、純粋なウイスキーの個性が際立っています。

■パティシエの技術にインスパイアされた3種のフレーバー

【イチジク&チョコレートガナッシュ】



ダークチョコレートのフォンダンショコラを想起させる、リッチで濃厚な味わいのシングルモルト。

29年間の二次熟成の間に、ヨーロッパ産オークの新樽からクローブとスパイスの香りが、アメリカ産オークから豊かなバニラとウッディさが、そしてスペインのボデガで使用されるヨーロッパ産オークを使用した3つ目の樽が、より軽くクリーミーなタッチを加えています。

仕上げに元プリオラ赤ワイン樽にデキャンタージュし、カカオ、フレッシュなスパイス、ジューシーなベリーの香りがプラスされたくちどけの良いウイスキーです。アルコール度数は46.8% ABV。

【キャラメル クレームブリュレ】



完璧に焼き上がったバニラカスタードの甘い香りが漂う、絹のように滑らかな口当たりのシングルモルト。

内部を焦がしたバーボン樽で29年間二次熟成し、グランクリュ級ワインに使用されたオーク樽で仕上げました。

キャラメル風味豊かな極上スイーツのような味わいです。アルコール度数は45.3% ABV。

【ブラックチェリーガトー】



熟したジューシーなブラックチェリーの強烈な個性が広がる、多層構造の滑らかなシングルモルト。 29年の二次熟成では、スペインのボデガから調達した2種類のアメリカンオーク樽で熟成させ、バニラとチョコレートの香りを加えています。

3つ目の樽であるヨーロピアンオークが、ベリーの甘み、ココア、木の香りを際立たせました。 仕上げに元アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラの樽に移され、この辛口のイタリアの赤ワインの記憶が、ダークフルーツとブラックペッパーの奥深い味わいを演出しています。アルコール度数は45.5% ABV。

■至高の熟成プロセス

各リキッドフレーバーの個性を最大限に引き出すため、二次熟成とフィニッシングにはそれぞれ異なる樽が使用されています。

【イチジク&チョコレートガナッシュ】

二次熟成:ヨーロピアンオークとアメリカンオークの新樽で熟成

フィニッシング:元プリオラ赤ワイン樽で仕上げ、深みとコクをプラス

【キャラメル クレームブリュレ】

二次熟成:トーストした新ヨーロピアンオークと新アメリカンオークのミックスで熟成

フィニッシング:エクス・グラン・クリュのシャルドネ樽で仕上げ、まろやかさを強調

【ブラックチェリーガトー】

二次熟成:ヨーロピアンオークとアメリカンオークの新樽で熟成し、ボデガで3ヶ月間追加熟成

フィニッシング:元アマローネ・デル・ヴァルポリチェッラの樽で仕上げ、チェリーとチョコレートの香りを強調。フィニッシング前には、それぞれの熟成リキッドを樽の中でブレンドし、さらに一体感を高めました。最終熟成は、スコットランド・ファイフのレーヴェンで行われています。

■マスター・ブレンダーの革新

本コレクションのマスター・ブレンダーを務めたのは、クレイグ・ウィルソン博士です。

クレイグ・ウィルソン博士は、熟成期間だけでなく風味そのものを重視した新しいウイスキーの表現を追求し、開発プロセスにおいて、チーム全員がブラインド・テイスティングを実施し、事前の情報なしにリキッドからさまざまなフレーバーを識別。その結果、共通するフレーバーとテーマが浮かび上がりました。

「ザ シングルトン 42年 トリプティク ザ グルマン コレクション」は、こうした革新的なアプローチと、シングルトンが培ってきた伝統的な熟成技術が融合から生まれました。

■贅沢なひとときを演出するパッケージデザイン

「ザ シングルトン 42年 トリプティク ザ グルマン コレクション」は各リキッドが提供するデザートを模したエレガントなボトルデザイン、カラーリングを採用。デザートの質感と甘美さを表現しています。

さらに、ケースの中には、専用の手袋と詳細なテイスティング・ブックレットが付属しており、ウイスキーの魅力をより深く体験できる特別なアイテムが揃っています。





■シングルトンの革新の歴史

シングルトンは以前から長期熟成の可能性を探求し続けており、「エピキュリアン・オデッセイ」シリーズにおいても二次熟成の実験を行ってきました。元モルトマスター、モーリーン・ロビンソンの先駆的な取り組みを受け継ぎ、現モルトマスター、クレイグ・ウィルソン博士によってさらなる進化を遂げています。

特に1980年代は、スコッチウイスキー業界全体で技術的・科学的革新が進んだ時代でした。シングルトンも例外ではなく、より深い熟成方法の研究が進められ、本コレクションのような卓越したウイスキーの誕生につながっています。

シングルトンの新たな歴史を刻むこの極上のコレクションを、ぜひご堪能ください。

【「ザ シングルトン 42年 トリプティク ザ グルマン コレクション」発売概要】

■発売日:2025年7月より順次発売

■セット内容:カスクストレングス・シングルモルト(50cl×3本セット)

■アルコール 度数 :

「イチジクとチョコレートガナッシュの香り」(46.8% ABV)

「キャラメリゼしたクレームブリュレの香り」(45.3% ABV)

「ブラックチェリーガトーの香り」(45.5% ABV)

■希望小売価格:¥1,600,000-

■販売地域:全国(数量限定)

※希望小売価格は単なる参考価格であり、販売店様の自主的な価格設定を何ら拘束するものではありません。

【DRINKiQ】

ディアジオ ジャパンは2030年に向けて、持続可能な世界を実現する取り組みとして、サステナビリティの推進の他にポジティブ・ドリンキングの啓発を計画しています。

その一環として、適正飲酒のサポートや、お酒の知識を学ぶことができるWebサイト「DRINKiQ」を公開中。



https://www.drinkiq.com/ja-jp/

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