親をケアした経験がある「ぴあスタッフ」がファシリテーターとして参加



社会福祉法人子供の家 ゆずりは(東京都国分寺市、所長:高橋亜美)は、1月31日(金)よりヤングケアラー向けのオンラインサロン「ユッカ」を開催します。家事や家族のケアのために自分の時間を持てず、安心して家で暮らすことができない人や、過去そうであった人を対象に、ひとりで抱え込んできたこと、苦しんできたことを共有し、⽿を傾け合う時間を過ごします。年齢制限はなく、無料で参加可能です。

ひとりで抱えず、分かち合える場を

ユッカは、親の病気・依存症などが理由で、家事や家族の世話などに追われ、自分の時間を持てなかったり、安心して家で暮らすことができなかった人たちが集って語るオンラインサロンです。「わたしたちひとりひとりが、空に伸びていくように咲くユッカの花のように」という想いを込め、2024年から開催しています。ここでは、誰にも言えずひとりで抱え込んできたこと、苦しんできたこと、どんなことを話しても大丈夫。親をケアした経験がある「ぴあスタッフ」2名が、ファシリテーターを務めます。

開催概要

開催日時:

2025年1月31日(金)、2月14日(金)・28 日(金)、3月14日(金)・28 日(金)

いずれも19:00~20:00

参加対象:

家事や家族の世話などで自分の時間を持てず、安心して家で暮らすことができない人/ できなかった人

※5回のサロンに全て参加できる人を対象とさせていただきます

※参加費無料 

※年齢制限はありません

サロンの内容:

参加者5名とファシリテーター2名の計7人のグループで語らう場です。

参加者の安心と安全のため、クローズドのサロンです。

参加に関する申し込み:

社会福祉法人子供の家 ゆずりは

TEL:042-31-56738/メール:acyuzuriha@gmail.com

【ファシリテーター】

●大高勇二

幼少期から母子家庭で、何もしない・話さない母親と暮らしていた。自ら母のもとを離れ、自立援助ホームなどを経て、就職したのち都内の私立大学を卒業。スナップ写真を撮ったり、音楽を聴いたり、ゲームをすることが大好き。将来の夢は何も聞こえず澄んだ空が見えるところで暮らすこと。 

●倉重水優

精神疾患を持つ母と暮らしていた。1年前に母が亡くなり、現在はにぎやかな友人一家と暮らしながら大学に通っている。趣味はあったかい毛布の中で映画を見ること。誰もが生まれ育った環境に関係なく幸せを見つけられる社会になることを願って、当事者の声を丁寧に伝えていけるジャーナリストを目指している。

ゆずりはについて

「ゆずりは」は、児童養護施設や里親家庭などで生活していた人、虐待などの理由から親や家族を頼ることができない人が抱える困難を共に解決し、「安心」を育むための伴走サポートを行うため、社会福祉法人子供の家を運営主体として、2011年4月に設立しました。

幼少期のトラウマ、保証人がおらず住居を借りられない問題、借金、家族やパートナーからの暴力、予期せぬ妊娠など、一人で対応していくには困難な課題を、共に考え、整理し、手続きするサポートを実施しています。その他、国分寺市の拠点を活用し、気軽に集えるサロン、「ゆずりは工房」でのジャム製造・販売による働く機会の創出、高卒認定資格取得に向けた無料学習会、虐待に至ってしまった親への「MY TREE ペアレンツ・プログラム」などを行っています。2025年春には一時宿泊の機能とコミュニティスペースを備えた新拠点「ながれる」を江東区門前仲町に開設予定です。

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