◆ Rule_08
肌の透明感は日々のマスクとドリンクで作る?

 目に見える透明感をその場で作りたいならば、やっぱりマスクがいい。先に述べたように、肌の透明感を作るのは、ひたすら水分。肌の中を潤いで厚く満たすことが決め手。潤いを満たして閉じ込める手際では、マスクの右に出るものなし。

 でもそれ以上の確かさとクオリティの透明感をもたらしてくれそうなのが、いわゆる美容ドリンク。飲むコラーゲンは事実、その日の透明感を高めてくれる。そしてコラーゲンの量だけに頼らず、さらなる潤い、さらなる透明感効果を搭載したドリンクが今狙い目。

年齢美容のカギとなるコラーゲンとプロテオグリカン配合ドリンク。白ぶどう味で飲むのも楽しい。
リフタージュ PG-EX 50mL×10本入り 4,000円/サントリー

サントリーウエルネス
フリーダイヤル 0120-333-310

◆ Rule_09
アイシャドウよりつけまつ毛

 アイメイクの主役は、“アイシャドウよりもつけまつ毛”という話をしよう。

 一見、“つけまつ毛”の方が大げさに思えるかもしれないが、じつは逆。まつ毛は元々顔にあるもので、その強調は多少大げさにやっても失敗はない。アイシャドウは言わば、その長いまつ毛や“彫り”が作る影を間接的に強調するメイク。だから顔の上では二次的なものと言っていい。

 従ってアイシャドウに凝るよりも、いっそつけまつ毛を一枚つけてしまった方が、清らかなまま目を強く、存在を強くできる。やってみて。

齋藤 薫(さいとう かおる)
女性誌編集者を経て美容ジャーナリスト/エッセイストに。CREAをはじめ女性誌において多数のエッセイ連載を持つほか、美容記事の企画、化粧品の開発、アドバイザーなど幅広く活躍。

2015.04.01(水)
文=齋藤 薫
撮影=吉澤康夫

CREA 2015年4月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

きれいな人がしてること

CREA 2015年4月号

パリ、東京、ハワイ、NYの“朝と夜”の習慣
きれいな人がしてること

定価780円