「ノーマ」で提供される、セップ茸を使った、まるで盆栽のような一皿(日本で提供されるものとは異なります)。

 東京で、いつかは泊まりたいラグジュアリーホテル「マンダリン オリエンタル 東京」。日本橋にオープンして来年で早10年を迎える。そのマンダリンからビッグニュースが届いた。

 2015年1月9日(金)~1月31日(土)まで、世界一のレストランとして知られる、コペンハーゲンの「ノーマ」を招聘し、37階の「シグネチャー」で限定オープンするというのだ。

「ノーマ(外部サイト)」はご存じの方も多いと思うが、レストラン界のアカデミー賞ともいわれる「世界のベストレストラン」にて計4回、1位を獲得している。デンマークのコペンハーゲンの海岸線にたたずむ18世紀の倉庫を改装した11のテーブルで提供される20皿ほどのテイスティングメニューは、地元の旬の食材を独創的な形で表現した料理だ。

 期間中は、本国のレストランを休業し、シェフのレネ・レゼピがキッチンスタッフ全員とともに来日する。マンダリン オリエンタル 東京のダイニング「シグネチャー」は休業し、「ノーマ」として営業される。

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