脇役、「おうち感」強めだったアイテムがトレンドに
②あえて見せる、ゴールドのヘアピン
今まで、後れ毛をまとめるために使ってきた「黒のヘアピン」。これまで隠すように用いることが多かったこの黒のヘアピンを「ゴールド」に替えると、今っぽいアクセントになります。ピンをクロスに入れたり、2連、3連に並べて挿したり、あえて見せるようにすると、存在感がより際立ちます。
同様に、子供っぽくなりやすいヘアクリップも、大人っぽいデザインを選べば、たちまち印象が変わるのでオススメです。カジュアルになりやすいハーフアップやお団子スタイルにプラスすることで、手軽に雰囲気を変えることができます。
③ヘアクリップでまとめ髪っぽく
近年、特に人気が再燃しているのがヘアクリップです。使い勝手が良い反面、「おうち感」が出やすいアイテムでしたが、最近はキレイめに装飾されたものが多く販売されるようになりました。
オススメは、まとめ髪風スタイル。タイトめに結んだ後、余った毛先をヘアクリップ内に収めるようにすると、緩めの夜会巻きのようなシルエットになります。
大人っぽいフレームのメガネやピアスをプラスすると、お手軽に「あえてやっている」感を演出できます。
④涼しくて紫外線対策にもなる「帽子」
ヘアアクセとしての帽子は、暑さ対策に適したアイテムですが、紫外線対策アイテムとしても優秀です。お肌のみならず、髪の毛にとっても紫外線は悪影響があります。
強い日差しに晒された髪の毛は、表面だけが明るく褪色してしまうことがあるのです。これは仕事で外に出ることが多い方、部活動に打ち込んでいる学生などによく見られます。表面が一度でも明るくなってしまうと、「ダメージの履歴」として残り、伸びて切り落とすまでの長い期間、付き合うことになります。
数ある帽子の中でも、「キャップ」は使い勝手がいいアイテムです。
ボブスタイルならそのまま被っても、キャップから出る髪を少し外ハネにしてもオッケー。ミディアム、ロングの場合は低めの位置でお団子に結んでもいいし、ポニーテールにして毛先だけ軽く巻くとより華やかになります。
2023.08.06(日)
文・イラスト=操作イトウ