【2021年12月】悟明老師が占う「アジアの動き」

 アジアも、好況へ向かう国が増えてきます。

 安定しているのは、先月に引き続き、台湾=天同星です。厄を解く吉星の龍徳が入っていて、災いから守られるひと月となるでしょう。

 政府が発行した商品券・五倍券の経済効果やさまざまな規制緩和などの成果が現れ、人々の気持ちも一層明るくなっていくように見て取れます。

 逆に、最も心配なのが、東南アジア=太陽星。この時期は、凶星の病符、陀螺が入ってきます。

 新型コロナウイルスに関して楽観視できない状況で、経済や金融面の好転は難しい様相です。的確な対策が肝要となる時期です。

 インド=破軍星には、吉星の禄存と凶星の死符が入ります。やや心配な状況ではありますが、禄存のプラスの力が勝ると見ています。例えば、新型コロナの感染拡大が起きても、死者数は少なく抑えられるなど、救いのあるひと月となるでしょう。

 そして、皆さんが暮らす日本=七殺星。日本と韓国を示すこの星には、吉星の月徳、凶星の天哭と天狗が入ってきます。

 月徳星に照らされ、経済が活性化し始めるひと月ではありますが、やはり吉凶半々。新型コロナを収束させるのは難しいかもしれません。

 とはいえ、月徳星は、偉大な発明家を象徴していることから、ワクチンや特効薬、ウイルスを抑制する仕組みの解明などによって、人々が安心を得る可能性も大。

 また、新型コロナ=流行り風邪、と捉える向きも増えてくるように思えます。

2021.11.30(火)
文=堀 由美子