◆神崎川

 神崎川は、美山地区北部を流域とする約15キロメートルの清流で、流れる水があまりにもきれいなことから、「神崎ブルー」や「癒しの清流」と呼ばれている。

 「岐阜県の県庁所在地、岐阜市から車で40分も走れば、透明度が高く、まるで絵の具を流したようなエメラルドグリーンの鮮やかな色の川に出会えます。

 山県市の神崎川や円原川は、夏場の朝に気象条件によって発生する『川霧』の幻想的な写真が撮れる人気スポットでもあります」(「ぎふの旅ガイド」スタッフ)

神崎川(かんざきがわ)

所在地 岐阜県山県市片原134番地(グリーンプラザみやまキャンプ場内)
https://www.kankou-gifu.jp/spn/spot/6813/

◆ぎふ長良川鵜飼

 1,300年以上の歴史を持つ、岐阜県を代表する夏の風物詩「ぎふ長良川鵜飼」。

 戦国のロマンを感じさせる金華山とその山頂にそびえる岐阜城を背景に、漆黒の闇の中で赤々と燃えるかがり火を川面に映して鵜匠が鵜をあやつる漁の様子は、千古にタイムスリップしたような幽玄の世界へと誘う。

 「多くの文化人がこの景色に感動し、織田信長公も愛したといわれています。

 観覧船に乗り込み、鵜匠の手綱さばきを間近で眺めれば、涼とともに信長のおもてなしを感じることができます」(「ぎふの旅ガイド」スタッフ)

ぎふ長良川鵜飼(ぎふながらがわうかい)

所在地 岐阜県岐阜市湊町1-2(岐阜市鵜飼観覧船事務所)
https://www.kankou-gifu.jp/spn/spot/914/

2021.07.15(木)
文=佐藤由樹