岡山の情緒ある城下町、津山へ
足を延ばしてでも行きたいお店5選

酒造跡の趣ある町家ステイ

◆城下小宿 糀や(しろしたこやど こうじや)

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　津山城址の東、出雲街道沿いの城東地区で、旧津山藩の御用酒店も務めた苅田屋。

　その住宅及び酒造場の一角にある町家4棟を再生し、1棟貸しの宿泊施設として2020年7月にオープン。

　このエリアは江戸時代から続く様式の厨子二階町家を多く残し、庇が長く連続する景観が特徴で、情緒ある街並みとなっている。

　いずれの棟も造りは違うが、A棟、B棟はともに200平米以上、C棟も130平米というゆったりとした室内。

　和室をベースにリビング、キッチン、ベッドルームのほか、ヒノキ風呂やテラス、植栽の趣も豊かな庭が設えてある。B棟であれば最大11名も宿泊可能。

　チェックインはザ・シロヤマテラス津山別邸にて。津山で気ままなステイを望む旅上級者におすすめの宿。

Photographs＝Masahiro Shimazaki