●“ゆりゆり”の仲間役で「はじこい」にも出演

――19年にはドラマ「初めて恋をした日に読む話」では、横浜流星さん演じる由利の仲間・木佐役で出演されましたが、周囲の反響はいかがでしたか?

 事務所に入って、1年経たない時期に出演させていただいたのですが、毎日が刺激的でした。それまでTVで見ていた俳優さんが大勢現場にいらっしゃったり、同い年である横浜流星さんがあんなに大きな役を背負っていて、尊敬しかありませんでした。

 必死にしがみつくことで、共演者の方との接し方も学ぶことができました。また、久々に会った友だちに「ドラマ見たよ」と言われることが嬉しかったです。

――そして、初出演映画となった『私をくいとめて』では、のんさん演じるヒロインの個性的すぎる同僚・カーター役を演じました。

 映画の経験がなかったので、多少身構えて、現場に入りました。ひとつの作品を、緊張感を持ちながらみんなで作り上げていくなか、アットホームな雰囲気も感じました。

 カーターは原作ではあまり詳しく語られていないキャラクターなのですが、奇抜な見た目や服装、変わった立ち振る舞いを自分の想像力で作り上げて、実際にいなそうでいそうなラインを狙いました。

 撮影日数が少なかったので叶いませんでしたが、もっとのんさんたちとお話ししたかったです。

――東京タワーでのロケのエピソードはありますか?

 東京タワーには実際に階段で昇りました。休憩して、水筒のお茶を飲むシーンがあるんですが、カットがかかった後に、林遣都さんから「なんかCMみたいだね!」と言われたんです。

 そんな感じに言ってもらえるぐらいシュールな画になっていることが嬉しかったです。

2020.12.18(金)
文=くれい響
撮影=今井知佑
スタイリング=入山浩章
ヘアメイク=佐鳥麻子