開拓時代の建物がノスタルジーを喚起
Old Town (オールドタウン)
右:フロンティアスピリッツを感じる威厳に満ちた表情
1769年、スペイン人入植者によってこの地にキリスト教の伝道所が建てられ、サンディエゴという都市は産声を上げた。その後の開拓時代の建物が多数残るオールドタウンは、現在、州立歴史公園として整備されている。歴史的建築物は、博物館や観光案内所、そしてレストランや土産物店としても用いられており、じっくりと内部を観察することができる。当時の衣装を身にまとったスタッフが通りを闊歩する様子は、さながら西部劇。街全体に漂うメキシコの香りが、さらにエキゾティックな郷愁を掻き立てる。
photo:Tadashi Tawarayama
text:CREA Traveller
coordination:Keita Yamamura(Toboggan Inc.)
special thanks:www.visitcalifornia.jp