日本各地には、あまり知られていないけど、パスポートなしでも渡航気分を味わえるような本家公認の美術館や、その地域だからこそ生まれた珍しい美術館がたくさんある。

 特にユニークでこだわりの詰まった、七つの美術館をピックアップ。


ガラスアートと建築美を 「ガラスの街とやま」で堪能

●富山市ガラス美術館

 薬の街で知られる富山は昔から薬瓶などガラス製造が盛んだった。

 「ガラスの街とやま」をテーマに30年以上にわたり街づくりを進め、「富山市ガラス美術館」は、その集大成として設立されたもの。

 富山市立図書館本館などが入居する複合施設「TOYAMAキラリ」内にあり、「街のような建物」というコンセプトにより、図書館と美術館へのアプローチが同一空間になっている。

 最上階6Fには、現代ガラスアートの巨匠デイル・チフーリ氏によるインスタレーション作品を常設展示。

 「透き通る」をテーマに、誰もが気軽に「美」と「知」に触れられる場所がここにある。

Information

企画展「イヴァナ・シュラムコヴァ ここにあるもの」
会期 開催中〜2020年9月22日(火曜・祝日) 
会場 3F 展示室3
料金 700円

富山市ガラス美術館

所在地 富山市西町5-1
電話番号 076-461-3100 
開館時間 9:30~18:00(金・土曜は20時まで) 
※カフェ、ミュージアムショップ 9:30~19:00(金・土曜は20時まで)、ギャラリー 9:00~21:00。
料金 常設展 200円
休館日 第1・3水曜、年末年始
http://toyama-glass-art-museum.jp/

Feature

色彩豊かな
日本の個性派美術館へ

Text=Ritsuko Oshima(Giraffe)

この記事の掲載号

物語のある美術館

CREA Traveller 2020年夏号

あなたを待つ場所がある──
物語のある美術館

特別定価1,370円 (税込)

詳しくは
こちらへ

CREA Traveller 2020年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在は異なる場合があります。