憧れブランドから新スタイルまで。関西ラグジュアリーホテル最新案内。「エースホテル京都」「リーガグラン京都」「Zentis Osaka(ゼンティス大阪)」「JWマリオット・ホテル奈良」の4軒をチェック!

新複合施設に誕生した日本初上陸ブランド「エースホテル京都」

 関西初出店、新業態を含むショップ&レストランなどが集結した「新風館」内に、革新的でデザインコンシャスなホテルブランドとして知られるシアトル生まれの「エースホテル」がアジア初進出&日本初上陸。

 かつてより注目度の高かった「エースホテル京都」が、2020年6月11日(木)、ついに始動した。※現在はソフトオープン期間で、2020年後半にグランドオープン予定

 “East Meets West”をコンセプトに掲げる「エースホテル京都」で注目すべきは、多数の受賞経験を持つ3名のアメリカ人シェフが監修する個性派ダイニングだ。

 そのひとつが、アメリカ風イタリアン・オステリア兼ルーフトップバーの「Mr. Maurice's Italian(ミスター・モーリスズ・イタリアン)」。

 この店を手掛けるのは、アメリカの優れたシェフに与えられる賞として有名なジェームズ・ビアード賞の受賞者であり、近年ではその中でも最高賞と謳われるアウトスタンディング・シェフ賞にもノミネートされた、マーク・ヴェトリ氏。

 同店では、マーク氏がイタリアとアメリカの両地で積んだ幅広い経験が細部まで活かされている。

 そして西海岸屈指の人気店「Guerrilla Tacos」オーナーのウェス・アヴィラ氏が監修する、バー&タコスラウンジ「PIOPIKO」では、アメリカン・メキシコ料理が味わえる。

 伝統的なメキシコ料理をベースにしつつ、アメリカ西海岸で独自に発展してきたアメリカン・メキシコ料理。

 ウェス氏はさらに多種多様な移民カルチャーが根付くLA育ちという出自を活かし、センスと感性が光るメニューを提案。

 現在はソフトオープン中のため、「Mr. Maurice's Italian」と「PIOPIKO」にてこの期間だけの特別メニューを提供しているが、2020年内にはグランドオープン予定。

 グランドオープン時には、アメリカで数々の賞の受賞歴を誇るナオミ・ポメロイ氏によるアメリカン・クラシック料理を提供するメインダイニングも営業をスタートし、すべてのレストランでフルメニューが用意されることになる。

 なお「エースホテル京都」は、アメリカのエースホテルの内装も手がけるLAの「コミューンデザイン」が内装デザイン監修を担当。

 日本とアメリカ西海岸のアーティストや職人によるクラフト、自然、地域の素材、カスタムアートがいたるところに取り入れられている。

 独創的なレストランの店内はもちろんのこと、館内の随所にこだわりが隠されているハイセンスな空間美も合わせて楽しみたい。

 全213室のゲストルームは、30~36平米のスタンダードタイプから、和洋折衷の旅館スタイルが目を引くたたみスイートなど多種多彩。

 ロビー1階にはアメリカ・ポートランド発の人気コーヒーショップ店「Stumptown Coffee Roasters(スタンプタウン・コーヒー・ロースターズ)」が日本初出店しているので、こちらも要チェック!

エースホテル京都

所在地 京都市中京区車屋町245-2 新風館内
電話番号 075-229-9000(代)
https://www.acehotel.com/kyoto/

文=立花奈緒(ブレーンシップ)