ガリシア州4県のなかで、ポルトガルに隣接しているポンテベドラ県。
その二大都市ビーゴとポンテベドラは、漁港として、工業の中心地として重要なだけでなく、歩いて楽しい、食べて美味しい訪れるべき街だった。
おすすめのスポットを4つご紹介。
人々と海洋に関する歴史が分かる博物館
Museo do Mar de Galicia(ガリシア海洋博物館)
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古代から現代に至る、ガリシアの人々と海洋との繫がりに関する品々や資料を展示した海洋博物館。
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ビーゴの中心地から西に6キロ弱の海辺に位置し、水族館と灯台、レストランを擁する複合施設として、ビーゴ市が運営している。
右:19世紀の末にビーゴで造られた潜水艦。
本館は、海洋学、海洋生物学に関する物を中心とした展示になっている。
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一方、別館では、ガリシア沿岸で発掘された遺物や、漁業の歴史に関する資料、漁船や漁の道具などを見ることができる。
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併設された水族館のメインの水槽は、ガリシアの海底を再現したもの。
ここでは、優雅に泳ぐヒラメやカレイ、スズキなど日本人にもなじみ深い魚が見られる。
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屋外に出れば、左右に広がる広大な海と海岸線の風景を満喫。大西洋へ向かう海路の要衝として栄えた街をアカデミックに体感したい。
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Museo do Mar de Galicia(ガリシア海洋博物館)
所在地 Avenida Atlántida, 160, Vigo, Pontevedra, Galicia
電話番号 986-247-750
営業時間 11:00~14:00、17:00~20:00(冬季平日のみ10:00~14:00、17:00~19:00)
定休日 月曜
入館料 3ユーロ
http://museodomar.xunta.gal/
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Feature
港街ビーゴ&ポンテべドラ
古き良きスペインを味わう
Text=Kazuyo Yasuda(KRess Europe)
Photographs=Atsushi Hashimoto
Coordination=Terumi Moriya