ガリシア州4県のなかで、ポルトガルに隣接しているポンテベドラ県。
その二大都市ビーゴとポンテベドラは、漁港として、工業の中心地として重要なだけでなく、歩いて楽しい、食べて美味しい訪れるべき街だった。
おすすめのスポットを4つご紹介。
かご屋横丁に残る唯一のかご屋
Cestería Antonio Suárez(セステリア・アントニオ・スアーレス)
かつて、かご職人の工房兼ショップが9軒ほど軒を連ねていた旧市街のセステイロス(バスケット)通り。
通りの名はそのままだが、現在では昔ながらの工房を抱えているのは、アントニオ・スアーレスが営むこの店のみ。
ポルトガル出身の祖父の代から同じ場所で、自作のかごを販売している。
街でも使いやすそうな買い物用のバスケットから、農作物の収穫用、テーブルに置いて使うタイプなど、ありとあらゆる形のかごが揃っている。
かごと同じ素材で編まれた赤ちゃん用のガラガラなど、ユニークなアイテムも。
Cesteria Antonio Suarez(セステリア・アントニオ・スアーレス)
所在地 Rua Cesteiros, 8, Vigo, Pontevedra, Galicia
電話番号 986-433-470
営業時間 10:00~14:00
定休日 日曜
https://www.museodevigo.org/
Feature
港街ビーゴ&ポンテべドラ
古き良きスペインを味わう
Text=Kazuyo Yasuda(KRess Europe)
Photographs=Atsushi Hashimoto
Coordination=Terumi Moriya