逃してはならない
コマッキオの2大名物

 ラグーンから海に面するコマッキオ、水産業を主にしています。

 漁業に加えて、養殖も早いうちから行われてきました。

昔ながらの網で魚を獲る仕掛けがある水上の小屋。

 町の市場にはたくさんの魚が並びます。

町の魚市場。

 様々な魚が獲れますが、コマッキオ名物といえば鰻。

 日本の鰻より太くてびっくりするほど大きい鰻は、脂もたっぷりのった滋味深い味わいです。

 主な食べ方は、マリネや白焼き、またはキャベツなどと一緒に煮込みます。

鰻が食べられる町のレストラン。

 実はイタリアでは特定の地域でしか食べられない鰻。

 この町には鰻を味わえる郷土料理のレストランが並び、名物にもなっています。

フラミンゴが生息するコマッキオのラグーン。

 そしてもう一つ、コマッキオの名物といえば、フラミンゴの生息地であること。

 町の外れのラグーンにはフラミンゴの群れが生息しています。

 水辺に遊ぶバラ色のフラミンゴの姿はまるで絵のような美しさ。

 夏にはフラミンゴを観察するボートツアーもあり、その様子を間近で見ることができます。

波がきらめくラグーナ。

 豊かなラグーンに抱かれるコマッキオ、その自然、そしてその中で2,000年を超えてゆったりとある町こそが、ここの最大の魅力なのだと思います。

藤原亮子 (ふじはら りょうこ)

イタリア・フィレンツェ在住フォトグラファー&ライター。東京でカメラマンとして活動後、'09年、イタリアの明るい太陽(と、おいしい食べ物)に魅せられて渡伊。現在、取材・撮影・執筆活動をしつつ、イタリアの伸びやかな景色をテーマに写真作品も制作中。イタリアでの日々をつづったフェイスブックはこちら。 https://www.facebook.com/chococogogo

Column

気になる世界の街角から

世界の12都市から、何が旬で何が起きているかをリポートするこのコーナー。
その街に今すぐ飛んで行きたくなる情報ばかりです!

文・撮影=藤原亮子