スーパースタイリッシュな趣で、海に染まる滞在

若いスタッフがホテルでの滞在を一層快適にしてくれる

左：バーマンのエプロンもブルー。流行りのスプリッツ・オレンジとJKプレイス・スプリッツ。各15ユーロ
右：料理もなかなか。アンティパストは“オレンジ風味のスズキのマリネ、フェンネルのサラダ添え”30ユーロ

 スタッフはほとんどが若くてキビキビ系。それぞれのユニフォームも、スポーティな白＋ブルー系でまとめられている。豪華クルーザーのクルーといった感じだろうか。で、ゲストはクルーザーのオーナー気分。カプリの海のパノラマに浸って、ただのんびりと過ごすが素敵。ホテルを我が別荘と思うが最適だ。コンパクトなホテルであり、繁華街の喧噪とも無縁。だからこそ、プライベートなカプリを存分に味わえる。

 カプリ地区やアナカプリ地区には、シャトルの送迎で出かけられる。カーブだらけの狭い山道を、キュンキュン飛ばすドライバー。少々やんちゃな気もするが、気のいいスタッフ。これもこのホテルの“らしさ”のひとつかもしれない。

客室は広く、やはりブルーを基調とした内装。部屋によってメインカラーが黄色になったりと、色使いは変わるが、すっきりとした雰囲気は変わらず

photograph:Atsushi Hashimoto
realization & text:Satsuki Ohsawa
coordination:Michiko Ohira