ダウンタウンで地元の暮らしを感じる

地元の生活が垣間見られるダウンタウン。

 その後、ガイドさんに連れていってもらったダウンタウンで、ハルガダのイメージが一変。

賑やかなダウンタウンの街角で会った、エキゾチックな顔立ちの男性たち。

 通りには車が行き交い、香水や香辛料、シーシャの器具を並べた商店やレストラン、安宿のビルも軒を連ねています。肩の力の抜けた地元の暮らしがありました。

ハルガダ・マリーナではしゃぐツーリスト2人組。

 ダウンタウン近くに2008年に誕生したハルガダ・マリーナは、カラフルな建物が連なるウォーターフロントの複合施設。

マリーナの入り口ではセキュリティチェックもあり、治安を確保。

 無数のクルーザー群を眺めながら、海辺のレストランでシーシャをくゆらせ、まったり。夕闇が近づく空に、コーランが響きます。ふとその時、ハルガダがひとつの像を結んだ気がしました。

モスクのミナレットがそびえるダウンタウンを遠くに望んで。
ダウンタウンの裏路地を歩くと、庶民の暮らしがうかがえます。

 今回、残念ながら時間がなくてダイビングは断念。ただ、深く青い海と砂漠とのコントラストはしっかりと目に焼き付けてきました。

 紅海の水面下は次回のお楽しみ。直行便も増える予定とのことなので、今後のエジプトに期待です。

ハルガダ
●アクセス カイロから国内線で約1時間
●おすすめステイ先 サンライズ・クリスタル・ベイ・リゾート
https://www.sunrise-resorts.com/Home/HURGHADA/SUNRISE_Grand_Select_Crystal_Bay_Resort

【取材協力】
エジプト政府観光局

http://www.egypt.travel/

古関千恵子 (こせき ちえこ)
リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること1/4世紀あまり。世界各国のビーチを紹介する「世界のビーチガイド」で、日々ニュースを発信中。
「世界のビーチガイド」 http://www.world-beach-guide.com/

Column

古関千恵子の世界極楽ビーチ百景

一口でビーチと言っても、タイプはさまざま。この広い世界に同じ風景は一つとして存在しないし、何と言っても地球の7割は海。つまり、その数は無尽蔵ってこと? 今まで津々浦々の海岸を訪れてきたビーチライター・古関千恵子さんが、至福のビーチを厳選してご紹介します!

2018.06.02(土)
文・撮影=古関千恵子