“生姜シロップかき氷”は夏にぴったり
●星野リゾート 界 アルプス
“あんずのかき氷”
「界 アルプス」が位置する大町から車で東へ約1時間。千曲(ちくま)市は、全国で一、二を争うあんずの名産地。「界 アルプス」では、このあんずをシロップに使ったかき氷が味わえる。
削りたてのふわふわの氷の上にかけられた、さっぱりして甘酸っぱいあんずシロップは、暑い夏の夕涼みのお供にぴったり。「界 アルプス」の中庭では、北アルプスから流れる小川に足を浸し、爽やかな風を感じながら“あんずかき氷”がいただける。
星野リゾート 界 アルプス
所在地 長野県大町市平2884-26
電話番号 0570-073-011(界予約センター)
https://kai-ryokan.jp/alps/
●星野リゾート 界 松本
“ワインかき氷”
松本城主の御殿湯も設けられていたという歴史のある浅間温泉にある「界 松本」のかき氷は、湯あがりのクールダウンにぴったりな“ワインかき氷”。
オリジナルのシロップは、コンコード種の長野ワインを使用したもの。アルコールはとばしているので、お酒が苦手な人でもワインの香りや雰囲気が楽しめるという粋な趣向の一品だ。なお、未成年のゲストには、ナガノパープルのシロップを使ったかき氷が用意されている。
星野リゾート 界 松本
所在地 長野県松本市浅間温泉1-31-1
電話番号 0570-073-011(界予約センター)
https://kai-ryokan.jp/matsumoto/
●星野リゾート 界 加賀
“酒粕香る、氷室かき氷”
「界 加賀」では、2017年に好評だった“氷室かき氷”を2018年も用意。江戸時代、加賀藩は毎年旧暦6月1日に氷室の氷を幕府に献上していたのだという。現在も地域ではその氷室開きの日に合わせて、三色の酒饅頭“氷室饅頭”を縁起菓子として重宝する文化が残っている。
それをヒントに生まれたのが、地元加賀の地酒を使用した酒粕シロップを含む、鮮やかな三色のシロップで彩られた“酒粕香る、氷室かき氷”だ。日本酒の香りがほんのり漂う。
星野リゾート 界 加賀
所在地 石川県加賀市山代温泉18-47
電話番号 0570-073-011(界予約センター)
https://kai-ryokan.jp/kaga/
●星野リゾート 界 出雲
“生姜シロップかき氷”
「界 出雲」の夏の風物詩的イベント、夜の納涼怪談のあと、夜風を感じる竹庭でふるまわれるのが、出雲市の特産品の生姜を使ったオリジナルかき氷だ。
出雲の生姜は、風味と香りがとても良く、独特の辛みが特徴。「生姜の匂いで風邪ひかぬ」とうたわれる通り、風邪の特効薬としても知られるところ。甘さの中にピリッとした生姜が香るシロップをたっぷりかけた“生姜シロップかき氷”は、暑い夏にぴったり。
星野リゾート 界 出雲
所在地 島根県松江市玉湯町玉造1237
電話番号 0570-073-011(界予約センター)
https://kai-ryokan.jp/izumo/
●星野リゾート 界 阿蘇
“夏バテ知らずトマトかき氷”
熊本県が全国の生産量一位を誇るトマトを使ったオリジナルかき氷を提供するのは、九州唯一の界ブランドの宿「界 阿蘇」だ。熊本県では標高の高い地域と低い地域の気温差を利用し、1年を通じてトマトが栽培されていて、阿蘇周辺の高原では夏に収穫の最盛期を迎えるのだそう。
栄養価が高く、さっぱりとした味のトマトは夏バテしがちな時期に食するのにもぴったりの野菜。果肉感たっぷりのトマトシロップを使った色鮮やかなかき氷が、豊かな森が運ぶ風とともに、阿蘇の涼を感じさせてくれる。
星野リゾート 界 阿蘇
所在地 大分県玖珠郡九重町湯坪瀬の本628-6
電話番号 0570-073-011(界予約センター)
https://kai-ryokan.jp/aso/
文=立花奈緒(ブレーンシップ)