松本の湯宿で楽しむ“八方美人滞在”

 好評発売中のCREA2月号の特集は「楽しいひとり温泉」。いま、ひとり客に優しい宿が増えているという。新しい宿から名宿まで、さまざまなひとり温泉の楽しみを紹介しているが、ここではひとりでも楽しめる星野リゾートの冬の滞在をご紹介しよう。

心地よい温度に温められた寝椅子で、芯から温まるラディアントバス。“八方美人滞在”は2017年2月28日(火)まで。

 国宝・松本城から15分、松本城主の御殿湯も設けられていたという歴史ある浅間温泉にある「星野リゾート 界 松本」。内湯や露天風呂など8種13通りの湯浴みが楽しめるこの宿で、どこから見てもきれいを目指す“八方美人滞在”を。

 八方美人にちなんで用意された、きれいになるための8つの楽しみ方を紹介しよう。まずは“効果別入浴指南”で、多種多様なお湯を最大限に楽しむための入浴方法を学ぶ。

 さまざまな湯が楽しめるなかでも注目は、温泉水が循環するタイル貼りの寝椅子“ラディアントバス”。国内ではちょっと珍しいこのラディアントバスの貸切も行っている。

 さらにラディアントバスのリラックスタイム中には、蜂蜜を使った“指湯”で、指先まできれいに。

「界 松本」からもほど近い池田町はハーブの名産地。自分でブレンドしたオリジナルハーブティーを。

 入浴前後の水分補給には“ハーブティー”をいただく。8種のハーブの花言葉から、自分を見つめ直して選びブレンドしてみよう。

信州ワインを多数取り揃えた「信州WINE BAR」のホットワインで温まろう。ロビーコンサートとホットワインは毎日20:30~。

 毎夜行われるロビーコンサートでは、モーツァルトが演奏される。“聴く美容液”とも言えるモーツァルトで体の内側から美人をめざしたい。

 そのコンサートの時間帯には、「信州WINE BAR」にて、スパイスをきかせた“ホットワイン”が1杯無料で楽しめるのもうれしい。

毎年好評の“和牛の赤ワインしゃぶしゃぶ”。デザートには銘醸ワインゼリーも。

 そしてディナーは、ソムリエの資格を持つ総料理長考案の“和牛の赤ワインしゃぶしゃぶ”。ワイン尽くし、ポリフェノールたっぷりの期間限定の特別会席だ。

 そのほか、養蜂が盛んな信州ならではの“蜂蜜の美容グッズ”も部屋に用意されている。充実の美容滞在だ。

星野リゾート 界 松本
所在地 長野県松本市浅間温泉1-31-1
電話番号 0570-073-011(界予約センター)
http://kai-ryokan.jp/matsumoto/

文=榎本市子