日光東照宮を巡る特別なツアーとは?

 年の瀬も押し迫り、何かと慌ただしい時期になってきたが、新しい年は気持ちよく迎えたいもの。今回は、星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」に泊まって開運スポットをめぐる、縁起のいい開運旅をご紹介。

雪化粧がほどこされた冬の中禅寺湖と男体山は、一年のうちでもひときわ美しい。日光東照宮参拝とあわせて楽しめる日光開運旅は2017年2月28日(火)まで。

 3000坪の敷地にわずか33室、中禅寺湖など日光の大自然を望む温泉旅館「星野リゾート 界 日光」。ここでおすすめしたいのは、2016年で御鎮座400年を迎え、関東最大のパワースポットとも言われる日光東照宮を参拝する開運旅。

 徳川将軍しか入ることの許されなかった特別な部屋「将軍着座の間」での特別祈祷のほか、「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿、国宝である眠り猫、一般入室が禁じられている場所まで、客殿巫女が約1時間半かけて案内してくれる特別なツアーで東照宮をめぐる。

パーツを組み合わせ、鈴や飾り房をつけて仕上げる、鹿沼組子のお守りづくり。

 東照宮造営のために全国から職人たちが集められたと言われる栃木には、いまも多くのものづくりが息づいている。

 鹿沼組子もそのひとつ。職人たちが技を競い合い、美しさを追求しながら、亀甲や桜、七宝などさまざまな文様が生まれた。そのなかでも魔除けの意味合いを持つ、麻の葉文様のお守りづくりを体験。自分だけのお守りを持ち帰り、旅の思い出に。

日光東照宮の豪華絢爛な社殿を彷彿とさせる華やかな湯波会席。

 また夕食には華やかな特別会席を用意。三猿や眠り猫をモチーフにした器で、金箔をあしらった日光名物の湯波とウニの煮こごり仕立てや、和牛と生湯波を豆乳にくぐらせるミルフィーユしゃぶしゃぶを堪能。東照宮の社殿の極彩色のように、目にも楽しく味も極上の会席だ。

星野リゾート 界 日光
所在地 栃木県日光市中宮祠2482-1
電話番号 0570-073-011(界予約センター)
http://kai-ryokan.jp/nikko/

文=榎本市子