軽井沢でスイーツとワインのペアリングを堪能

 好評発売中のCREA11月号は、「喫茶店とコーヒーがそこにある幸せ」と題し、喫茶店での幸せな時間の過ごし方をさまざまな角度から紹介。ここでは、この秋訪れたい星野リゾートのカフェやバーを紹介しよう。

ザ・ラウンジの“ムニュ・デセール ワインマリアージュ”は2016年11月30日(水)まで。

 緑豊かな軽井沢のリゾート「星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコート」。開放的な明るい空間で極上のスイーツを堪能できる「ザ・ラウンジ」では、旬の果実を使ったスイーツとワインのペアリングが楽しめる“ムニュ・デセール”を用意している。

左:シャキシャキした洋なしの食感と洋なしのシャンパンカクテルのマリアージュを楽しむ“秋の薫り”。
右:多彩な栗の美味しさに出会える、美しい紅葉を描いたメインデセール“栗拾い”。

 まず1皿目は、食感を残しながら軽く焼いた洋なしに、なめらかな洋なしのクリームやピューレを添えた“秋の薫り”。こんがり焼いたブリオッシュと洋なしの芳醇な香りが口の中に広がる一品。

 ペアリングには「ディエボル・ヴァロワ ブラン・ド・ブラン」の洋なしのシャンパンカクテルを。洋なしのソースを注いで味の変化も楽しもう。

 2皿目は“栗拾い”。栗のペーストに焼き栗のアイスクリーム、それにモミジをかたどった薄焼きのチュイルをあしらった、見た目も美しいメインデセール。アクセントには、唐辛子のメレンゲと、りんごのコンポートを。

 栗は小布施の貴重な栗を使い、りんごは中野市だけで生産される“なかののきらめき”という赤い果肉のさわやかな味わいのりんごを使用。信州の素材を生かした一皿だ。「小布施ワイナリー」のアマローネタイプ2004を、小布施の栗と合わせて楽しみたい。

コースを締めくくる“森の贈り物”は、フランス伝統菓子の技が集約された一皿。

 そして3皿目は、蕎麦や胡桃、山椒など、信州で親しまれる素材を組み合わせたミニャルディーズ“森の贈り物”。タルトやキャラメル、フィナンシェなど、小さな10種類のフランス伝統菓子をひとつずつゆっくり味わおう。

 糖度の高いデザートワイン、「山辺ワイナリー」のヴァンドソレイユサンセミヨンとのマリアージュも格別。

星野リゾート 軽井沢ホテルブレストンコート
所在地 長野県軽井沢町星野
電話番号 0267-46-6200(軽井沢ブレストンコート予約センター)
http://blestoncourt.com/

文=榎本市子