竹富島の星砂ビーチでスペシャルなディナーを

CREA7月号の特集は「明日のためのハワイ」。ハワイは何度行ってもすばらしいが、日本にも極上のアイランドリゾートがある。今回は選りすぐりのリゾート滞在をご紹介しよう。

星砂のビーチで贅沢グリルコース。“星砂ビーチダイニング”は2016年7月10日(日)~9月30日(金)の期間限定。

 石垣島からフェリーで10分、竹富島の伝統を尊重し造られた琉球赤瓦の集落「星のや竹富島」。そこからほど近い、星砂が広がる美しいビーチ「アイヤル浜」に、“星砂ビーチダイニング”がオープン。

前菜にはバーニャカウダと季節のスープ、メインは黒毛和牛と車海老など魚介のグリル。

 メニューは限定のグリルコースで、彩り野菜のバーニャカウダの前菜や、黒毛和牛、車海老などの魚介のグリルがサーブされる。夕日が沈む頃からスタートし、ディナーが終わる頃には満天の星空に包まれる、特別な時間だ。

ビタミンCやポリフェノールの一種アントシアニンを豊富に含むアセロラ。“アセロラキレイ滞在”は2016年8月31日(水)まで。

 アセロラをたっぷり使った“アセロラキレイ滞在”では、国内では沖縄のみで栽培されているアセロラの収穫を体験できる。そのあとは、フェイシャル中心のトリートメントや、アセロラジェルパックでお肌を潤す“アセロラスパ”、さらにアセロラワインを使用した“アセロラバス”でくつろぎのひととき。

アセロラとトマトのカッペリーニ、赤いバーニャカウダ、スイカのガスパチョなどがいただける“真っ赤なビタミンブランチ”。

 翌日はアセロラとトマトのカッペリーニなど、アセロラと赤い果物や野菜をふんだんに使った“真っ赤なビタミンブランチ”をいただこう。

島の天然素材でつくるヤミカゴを民具づくりの達人に習う。“島の手しごと滞在”は2016年8月31日(水)まで。

 ものづくりが好きな人には“島の手しごと滞在”もおすすめ。

 竹富島は昔から手しごとが根づき、「民藝の島」とも呼ばれてきた。島の民具づくりの名人に教わりながら、海辺に生える植物アダンを使って編む“ヤミカゴ”づくりに挑戦。滞在中に自分だけのカゴを編み上げよう。天然素材でつくられた染物や、やちむんの器など、島の民芸品に囲まれた部屋に滞在できるのもうれしい。

星のや竹富島
所在地 沖縄県八重山郡竹富町竹富
電話番号 0570-073-066(星のや総合予約)
URL http://hoshinoyataketomijima.com/

文=榎本市子