お花見と期間限定の春グルメを満喫

隣接する「アークヒルズ桜並木」にホテル外観が映える。

 30年前のアークヒルズ創設時に植え込まれた桜の木が枝を広げる「アークヒルズ桜並木」は、「桜坂」を入口に「泉通り」まで約1000メートルに渡って約210本のソメイヨシノが咲き誇り、見事な桜のアーチを描くことで知られる。今年も夜のライトアップが予定されていて、昼夜問わず道行く人の目を楽しませてくれるだろう。

 「ANAインターコンチネンタルホテル東京」は、そんなアークヒルズの一角に位置し、ホテル外周が桜色で埋め尽くされる絶好のお花見スポット。

 そこで注目したいのが、今年も桜の開花時期に合わせ、2016年4月17日(日)まで開催中の「さくらフェア2016」だ。

 「さくらフェア2016」では、ホテル内3カ所のレストラン&バーとペストリーショップで、桜をテーマに春の旬素材にこだわった期間限定メニューが登場する。

日本料理「雲海」のお花見弁当風「花衣」。

 日本料理「雲海」(ホテル3階)では、お花見の重箱弁当をイメージした「花衣(はなごろも)」をランチタイムに、桜鯛・桜鱒・桜海老・筍・富貴など旬の食材をふんだんに使用した彩り豊かな会席料理「花あかり」をディナータイムに提供。窓の外に広がる日本庭園も春爛漫の情趣を添えて、至福のひと時を約束してくれる。

 中国料理「花梨」(ホテル3階)では、「春の花梨~桜と旬の味覚」と題した特別ランチ&ディナーコースを用意。北海道産の天然蝦夷アワビ、伊勢海老など、広東料理の特徴である旬の高級魚介を使った逸品料理、そして定番人気の北京ダックなど。「花梨」ならではのアレンジと華やかな盛り付けで春を感じさせる、贅沢なコース内容に仕上がっている。

文=立花奈緒(ブレーンシップ)