展覧会やパフォーマンス、ワークショップなど、多岐にわたる企画を実施



トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)では、公募展や企画展、海外派遣などを通じて、段階的、継続的にアーティストの活動を支援しています。今年で10回目の開催となる「OPEN SITE」は、TOKASの企画公募プログラムです。あらゆる表現活動が集まるプラットフォームの構築を目指し、展覧会やパフォーマンス、トーク・イベント、ワークショップなど多岐にわたる企画を2会期にわたって開催します。10/11(土)から始まるPart 1では、570企画の中から選ばれた展示部門のカルロス・ヴィエルマ、丸山翔哉、パフォーマンス部門の藤田一樹、メイ・リウ、dot部門の加藤康司による企画を実施します。

パフォーマンスおよび一部のイベントは予約受付中です。ぜひお早めにご予約ください!

OPEN SITE 10 Part 1

開催概要

会期:2025年10月11日(土)~11月9日(日)

会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷(東京都文京区本郷 2-4-16)

休館日:月曜日(10月13日、11月3日は開館)、10月14日(火)、11月4日(火)

主催:トーキョーアーツアンドスペース(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館)

ウェブサイト:https://www.tokyoartsandspace.jp/archive/exhibition/2025/20251011-7449.html

[オープニング・トーク] 日英逐次通訳あり/予約不要

日時:10月11日(土)16:00-17:30

出演:カルロス・ヴィエルマ、丸山翔哉

ゲスト:畠中 実(キュレーター、美術・音楽批評)

[展示部門] 入場無料

会期:10月11日(土)~11月9日(日)

時間:11:00-19:00(入場は閉館30分前まで)

休館日:月曜日(10月13日、11月3日は開館)、10月14日(火)、11月4日(火)

カルロス・ヴィエルマ「A mechanical wilderness」



メキシコのゴーストタウンを舞台にしたビデオ・インスタレーション。レイ・ブラッドベリの黙示録的なSF小説『火星年代記』の最後の短編『百万年ピクニック』に着想を得て制作された。原作ではある一家が生活を再建するために地球から火星に移住するが、本作では火星探査機を主人公に、移動、入植、そして地球という惑星における人間存在について探求する物語へと改変している。また、ゴーストタウンで発見したオブジェも展示し、鑑賞者を虚構と現実の境界に誘う。

ギャラリーツアー※日英逐次通訳あり

日時:11月1日(土)14:00-

出演:カルロス・ヴィエルマ

丸山翔哉「Virtual Field Recording ―万物の声を聴く―」



ゲームフィールド内の自然や都市、人工物に宿る多様な音のレイヤーに耳 を澄まし、「万物の声を聴く」体験を描く参加型インスタレーション。プレイヤーがフィールド内を探索し、複数の録音機材を使い分けながら収集した音は会場のスピーカーを通じて再生され、現実空間の音風景を再構築する。仮想空間で音を収集することを通じて、音を聴く行為そのものの意味や可能性を問い直すことを試みる。

トーク

日時:11月2日(日)15:00-16:30

出演:丸山翔哉 

ゲスト:伊藤亜紗(美学者)、柳沢英輔(音文化研究者、フィールド録音作家)

[パフォーマンス部門] 有料/要予約

藤田一樹「暫定的に分身」

日時:

10月17日(金)19:00- 

10月18日(土)14:00-、17:30-    

10月19日(日)14:00- トーク:15:00- |ゲスト:高田冬彦(美術家/映像作家)

料金:2,000円

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社会と物理的につながらないまま、それでもつながりを得ることは可能なのか。社会との「切断」と「接続」を同時に求める身体をモチーフに、その矛盾した欲望を、使い捨てられた日用品のようなオブジェクトとの無目的な戯れによって描き出す。長年にわたる不登校の経験をもとに、「既存の社会から孤立(化)する身体」を、即興性・偶然性に開かれたプラクティスをとおして考察するソロダンス・パフォーマンス。

メイ・リウ「Homesick for Another World: a film unfolding in space」

日時:

11月7日(金)19:00-

11月8日(土)14:30- アフタートーク|モデレーター:李 芸濃(研究者)       

11月9日(日)15:00-

料金:2,500円

出演:メイ・リウ、マラズ・ウスタ

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さまざまな社会、時代、政治的闘争の間を行き来しながら、過去と現在と未来が重なり合う学際的なマルチメディア・パフォーマンス。ドキュメンタリー映像、オーラル・ヒストリー、夢、推理小説、個人的な考察を織り交ぜ、予想外のストーリーテリング・パフォーマンスを組み立てる。普遍的な意識や記憶、テクノロジーの現在につながりを見出し、抑圧された状況で見る夢というテーマを、ユーモアと洞察力をもって探求する。

[dot部門] 入場無料

加藤康司「インスタント・デモ(デモの練習)」

会期:10月25日(土)~10月26日(日)



カラフルなプラカードや旗、ヘルメットなどを身につけ、参加者とともにアートを入り口にデモについて考え、対話し、デモの「練習」を行うワークショップ。

参加者ひとりひとりが日常の中で抱いた「愚痴」や「不満」を言葉にし、自由に着飾って行進する。

多種多様な声を集め発信するプラットフォームとして、あるいはそう遠くないかもしれない、来るべき未来のために。

トーク

日時:10月25日(日) 13:00-14:30

出演:加藤康司 

ゲスト:池田佳穂(インディペンデント・キュレーター)

ワークショップ ※要予約

日時:10月26日(日) 13:00-15:00

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【OPENSITE 10】

会期:Part 1|2025年10月11日(土)~11月9日(日)

Part 2|2025年11月22日(土)~12月21日(日)

休館日:月曜日(10月13日、11月3日、24日)は開館、10月14日(火)、11月4日(火)、25日(火)

会場:トーキョーアーツアンドスペース本郷

実施企画:展示部門4企画、パフォーマンス部門2企画、dot部門2企画、TOKAS推奨プログラム1企画

参加作家:

Part 1 |[展示]カルロス・ヴィエルマ、丸山翔哉、[パフォーマンス]藤田一樹、メイ・リウ、[dot]加藤康司

Part 2|[展示]武政朋子、シャウラ・コトゥルナダ、[TOKAS推奨プログラム]アダム・ルイス・ジェイコブ、[dot]小林勇輝

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