昭和100年と浅草花やしき 第二弾


昭和25年ごろのビックリハウス。看板には「絶対に安全」の文字が。

◆2025年は昭和100年

 2025年は「昭和100年」となる節目の年です。ペリーが黒船で来航した嘉永6年( 1853年)に花園として誕生した「浅草花やしき」。ちょうど100年前の昭和元年は、動物園として営業。戦後は人々が求める娯楽に合わせ、遊園地に業態をかえて営業を続けてきました。本ニュースレターでは、浅草花やしきに現存する最古のアトラクション『ビックリハウス(R)」を深堀します。

◆花やしき現存最古のアトラクション

 「ビックリハウス(R)」は家の中にあるイスに座ると、部屋全体がぐるぐる回り出し、自分の体が宙返りしているような錯覚を覚える人気アトラクションです。

 戦後間もない1947年(昭和22年)、花やしきに導入されましたが、1950年(昭和25年)に英語使用の許可が下りて改名するまで「遊戯用航空館」という名前でした。(※現在「ビックリハウス(R)」は浅草花やしきの登録商標です。)

◆ビックリしすぎてクレームも…!

 設置当時、錯覚心理を応用したビックリハウスのようなアトラクションはまだ珍しいものでした。中には「体が宙がえりになった!こんな危ないものを商売にするとはけしからん!」とクレームが入ることも。そんなこともあってか、導入当初の昭和25年ごろの外観には「絶対に安全で愉快なスリル」と表記されていました。


昭和30年代

昭和50年代

平成

 その後も「ビックリハウス」の仕掛けは変えず、内部の機械や外観をメンテナンスしながら、花やしきに設置されてから78年経った現在も園内に残り続けています。

◆現在のビックリハウスは昭和50年のデザインを復刻!


現在のビックリハウス。昭和50年代の復刻デザイン。

 現在の「ビックリハウス」は昭和50年代のデザインを復刻し、ピエロをイメージしたひょうきんな顔のデザインです。レトロな雰囲気はお客様の記念撮影やウエディングフォトなどのフォトスポットとして新たな人気も得ています。

 花やしきは、昭和から続くなつかしいアトラクションも大切にメンテナンスしながら、これからも新しい楽しみ方をお客様に提供し続けていきます。

花やしきのGW2025

公式HP : https://www.hanayashiki.net/events/event/gw2025/

★『昭和の日』やゴールデンウイークはなつかしのアトラクションも楽しめる浅草花やしきにぜひお越しください!

●『昭和100年と浅草花やしき』では、昭和時代の花やしきの様子を複数回に分けてお伝えします。

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