~迅速かつ安全な避難を目指し、新たな手段を導入~

2024年11月5日、当社(JOeBテック)は、沖縄県うるま市で実施された地震・津波を想定した避難訓練に参加し、避難活動を行いました。

今回の訓練では、従来、消防署から推奨されている徒歩での避難方法に加え、うるま市からの許可を得ることで当社独自の取り組みとして、電動アシスト自転車を使用した避難も実施しました。

これにより、電動アシスト自転車を活用した実証実験を行うことができました。


出発します

近年、津波による被害が再認識され、より迅速かつ安全な避難方法の確立が重要視されています。

当社では、津波の速さに対抗し、避難者の体力負担を軽減して安全を確保する手段として、電動アシスト自転車が最適な選択肢と位置付けています。

過去の津波災害では、多くの避難者が車を使用した結果、交通渋滞によって避難が遅れるケースが見られました。

こうした課題に対処するため、当社では渋滞の影響を受けにくい電動アシスト自転車が有効と考えています。

今回の訓練では、徒歩よりも遠回りのルートを取った自転車でも速く避難場所に到達できたほか、坂道でもスムーズに走行できることが確認されました。


道路横断後移動開始

避難中の登坂

避難場所へ到着し集合している様子
参加した社員からも、「スムーズな避難ができた」「渋滞を気にせず移動できるのが安心」と好評を得ており、電動アシスト自転車の迅速性と利便性が評価されました。

さらに、速やかな避難によって体力の温存にもつながり、災害発生時の実用的な避難手段としての有用性が示されました。

当社は今後も安全な避難方法の研究と訓練を継続し、社員の安全確保に努めてまいります。

また、本訓練で得た知見を今後の防災対策に活かし、より多くの自治体に電動アシスト自転車を活用した避難方法を広めることで、日本全国の災害対応力の向上に寄与したいと考えております。

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