山形座 瀧波の母屋は、350年以上前の大庄屋の屋敷を移築したもの。 茅葺き屋根の薬医門をくぐり、母屋へ。冬の間はすっぽりと雪に包まれる。 デンマークのアルネ・ヤコブセンがデザインしたスワンチェアが置かれたロビーラウンジ。 ロビーラウンジの一角には、一足早い春の雛飾りも飾られている。 ウェルカムティーは、ずんだシェイク。お菓子ではなく、漬物や里芋の煮っころがしを上品に。 「KURA02」の客室。米蔵を改装したメゾネットタイプで、2階にベッドルームがある。 「KURA01」の客室。約115平方メートルで6名まで宿泊が可能。 客室「KURA02」の露天風呂。外気は寒くても湯温が落ちないのは、蔵王石の保温力の賜物。 そば打ちする南浩史社長。オープンから1,500回以上、つなぎなしの十割そばを打ち続ける。 夕食前のそば打ちの時間に、日本酒の試飲サービスがある。 コの字型のテーブルに腰掛け、ライブ感たっぷりにそば打ちを見学できる。 食事処の入り口にディスプレイされた、その日に使う雪室野菜の数々。 玄関前にある「雪室」。ここに野菜や穀類を入れて保存する。 「冬籠り」と名づけられた、舟形マッシュルームを使った一皿。ペアリングはキレのよい硬水造りの「山形正宗」。 「菊子とカラスミ」。酢飯の上に白子と自然薯のソースがかかり、柚子の皮で香り付けした一品。カラスミをのせていただく。 メインの米沢牛のステーキ。付け合わせは「イタリアの黒トリュフとごぼうのフライ」。日本一の糖度を誇るかぼちゃを雪室で寝かせ、果物のような甘さにしたピューレが味わいを添える。 雪に覆われた茅葺き屋根の「熊野大社」の拝殿。神聖な空気の中で、美しい雪景色を楽しめる。 どこかに三羽のうさぎがいるはず。本殿裏側の彫刻に目を凝らしてみよう。 記事を読む