中皿は赤貝と鮑。スッポンの煮こごりを添え、食感と風味に奥行きをもたせる。 カウンター内で削られたばかりのかつお節やまぐろ節は、つややかで美しい薄桃色。口に入れた途端、旨みが花開く。 6種の節と対話するように削り、最高の出汁を引く。 カウンター9席のほか、個室2室も。 コースの最初に供される飯蒸し。この日はハマグリと百合根で。 ホタテ真丈とばちこの椀物。昆布とまぐろ節を主体とした淡白な出汁を合わせ、豊かな磯の香りに寄り添わせる。 2017年4月オープン。 記事を読む