ローカルブームを牽引するのはブルックリンだ。
エコノミーショックのあとマンハッタンからブルックリンに移った若者が起業し、ブルックリン産の物作りにチャレンジした。
流行りに乗っかっただけの人たちはもういない。いま軌道に乗っているのは、商品への愛と地元とのコミュニケーションを大切にしている“ヒップスター”ばかりだ。
» 第1回 人気のアーバン・ワイナリー「Brooklyn Winery」
» 第2回 地ウイスキー蒸留所「Kings County Distillery」
» 第3回 ご機嫌なビール工場「Brooklyn Brewery」
» 第5回 メイドインNYのジャム「Anarchy in a Jar」
» 第6回 ホットソース専門店「Heatonist」
◆ Nunu (ヌヌ)
パッケージも可愛いチョコはお土産に喜ばれそう
ニューヨークはチョコレート店の激戦区。8年前、ブルックリンであれば、自分たちのコミュニティだけでやっていけると、チョコレート好きの夫妻が開いた「ヌヌ」。コロンビア東部のカカオを使い、ブルックリンの店舗で製造している。
右:3つのチョコと3杯のワインのペアリングは25ドル。同額で5つのチョコと5杯のビールもある。
塩キャラメルが看板商品だが、コーヒーのほか酒も出す、使い勝手のいいカフェ。日本には未輸入。パッケージも可愛く、お土産に喜ばれそう。
Nunu(ヌヌ)
所在地 179 5th Ave., Brooklyn, NY
電話番号 +1-718-622-3212
営業時間 7:00~21:00(土・日曜 9:00~)
定休日 無休
URL http://www.nunuchocolates.com/
文=CREA Traveller編集部
撮影=橋本 篤
コーディネート=日比野靖代(fish*co.)