日本をはじめ、世界170カ国で展開するNYブランド「ミリー」。その生き生きとした女性像は、デザイナー、ミッシェル・スミスそのものだ。今回の撮影にもゲスト出演! 彼女と一緒にミリーとNYのリアルな鼓動を感じて。

BROOKLYN BRIDGE(ブルックリン・ブリッジ)

〈左から〉マント 118,800円 ベルト付きパンツ 70,200円、ワンピース 102,600円、ワンピース 85,320円、トップス 70,200円 スカート 118,800円/すべてミリー(コロネット) 靴、帽子、サングラス/エディター私物

 朝のブルックリン・ブリッジを早足で歩けば今日も一日ポジティブでいられる! デジタルアートの花プリントやネオンピンク、ネオプレンなどを取り入れたモダンスタイルで、ミリー・ウーマンたちはエナジーチャージ。

世界中の女性の味方、「ミリー」の服

 「ミリー」のデザイナー、ミッシェル・スミスは朝5時半、颯爽と撮影現場に現れ、「撮影のコンセプトは?」と興味津々。自ら進んで服を選び、ポーズを取ってくれた。

「2012年にイメージを一新、ロゴも変えました。エルメスやディオールで働いた経験を生かしたパリ・テイストの服が人気でしたが、より洗練された世界に挑戦したのです。女性として年齢的な転機でもあったから」

 NYのエネルギーとモダンな空気。パリの歴史や職人技。それらがミックスされ、ミリーは刺激的な存在感を放つ。

「秋冬のインスピレーションはポストモダンの建築。日本ではミリーのワンピースが人気と聞きますが、ワンピースは実用的かつフェミニンな気分になれるアイテムですよね」

 素材から開発し、シルエットにもこだわったそれらはひと目でミリーと分かるユニークさ。それでいてリアルだ。

 「撮影、楽しんでるわ!」と目を輝かせるNYウーマン、ミッシェルは黒のミニワンピースがよく似合う。そう、ミリーの服はすべての女性の味方。世界中の女性の魅力を際立たせる。そしてそれは、NYという街のパワーそのものでもある。

photo=Akinori Ito (aosora)
hair=Keiko Hamaguchi (Art Department)
make-up=Yuko Mizuno (d-cord)
model=Barbara (IMG)、Jules (RE:QUEST)、Xian (MUSE)、and Michelle Smith (MILLY-Designer)
realization & text=Mami Sekiya
coordination=Yasuyo Hibino (fish*co.)