ドラム式洗濯乾燥機と電動自転車で、時短スイスイ

夜スイッチポン。朝必要なものを取り出し、あとの衣類をパパがさっと片付け♪

 次男が保育園に通う前までは、一般的な洗濯機を使っていたという星野さん。帰宅後に洗濯機をまわし、夜洗濯物を干すというサイクルだった。次男が保育園に行くようになってから購入したドラム式洗濯乾燥機(ZABOON/東芝ドラム式洗濯乾燥機)は、乾燥力が強力で予想以上の時短効果があった。

 夜に干す、たたむ、といった一連の作業がなくなったことに加え、室内干しの鬱陶しさもなくなり、室内干しと違うふんわり乾燥の具合にも大満足だ。

 「服が縮むのでは? シワになるのでは?」などという事前の心配は多大なメリットに吹っ飛んだ感がある。「この楽さには変えられません! もし服が縮んだとしたら、縮まない服に買い換えればいいこと。それほどドラム式洗濯乾燥機の威力は大きい」と語る。

 もう一つの強力なサポートは、電動自転車(HYDEE. II/ブリヂストンサイクル)だ。星野さんの自宅は比較的駅も保育園も近いので、徒歩で保育園の送迎をしていた。ところが近くに商店街があり、2児と歩けばあちらこちらと寄り道が長くなる。すんなり歩けば15分のところが、40分近くかかってしまうことも。

 そこで思い切って電動自転車を購入。家までものの5分で帰れるようになった。保育園からの帰宅時間が30分ほど時短になるのは、ワーママにとって何にも代え難いありがたいこと。たくさんの荷物もいっしょに楽々移動で、「もう手放せません!!」。

 高額ではあったが、全く後悔はない。「後悔があるとすれば、『もっと早く買えばよかった』ということです」と笑う。

男児2人と保育園の荷物を載せて、スイスイ♪

 この他、1週間分の献立は週末におおまかに考える。保育園のメニューと照らし合わせてダブらないようにメニューを決めて買い物をしておく。前日の夜に翌日の夕御飯の支度をする。というのが星野流。

 「私は朝が苦手。週末に全部作りおきをするのもちょっと抵抗がある。ですから、おおまかに決めておいて、具材だけ揃えて前日作るスタイルが定着しました」とのこと。

 具材に従って前日作るが、メニューの変更もあり。作った料理は鍋ごと冷蔵庫にin。帰宅後はすぐに温めて食べられる。

 「おおまかな計画と、状況に応じて柔軟に変更」というやり方は、仕事だけではなく日常生活にも通用するようだ。

 「子育てと仕事との両立は、最初は不安でしたが『まずは半年だけでも』という気持ちで復帰。気づいてみたら数年たっていました」と星野さん。後輩には「想像以上に社会は優しい。半年続けばきっと続けられます」とメッセージを送る。

 星野さんは、これからは自分も支える側になりたいと、現在産休中の後輩の復帰を楽しみに待っている。その姿からは、もう両立の不安は感じられない。

Column

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2015.02.18(水)
文・撮影=HITOMINA