妊娠中のカフェインどうする?

 第1回目は妊娠初期の話から入ろうかと思います。

 私の妊娠が判明したのは、今年の年明け早々。そうなると急に気になりだすのが食べ物、飲み物のこと。

 第2子、第3子を妊娠中の経産婦ママたちの中には、ご自身の経験から「多少のことがあっても、赤ちゃんは意外に強いから大丈夫」と、ライフスタイルをあまり変えない人もいるようですが、そこは初産婦。(性格的に、過剰にセンシティブになったわけではないのですが、)ある程度は気になりました。

 最初に病院に行ったときは、まだ心音も確認できない状態で、赤ちゃんの身長はたったの2㎝程度。3か月でも、7~9㎝ほどですから、些細なことも影響しそうで、体の動かし方一つを取っても、お腹に圧をかけないようになど、気を遣ったことを覚えています。

 そんな初期の段階で気になったのが、「カフェイン」。

 元々、コーヒーフリークで、一日5~6杯は飲んでいたのですが、妊娠初期にコーヒーを何杯も飲む妊婦は、妊娠の継続に悪影響を与える可能性があると聞き、何を飲んだらいいのか調べた記憶があります。(一方では、カフェインは気分をリラックスさせる効果があるので、一日1~3杯程度のコーヒーなら、特に影響はないともいわれているそうですが)

 ちなみに、日本食品標準成分表によるとカップ一杯(140ml)に含まれているカフェイン量は、コーヒー56㎎、紅茶70㎎、お茶(煎茶)28㎎、ほうじ茶28㎎、麦茶0㎎……。リスクはなるべく少なく、と思い、しばらくは麦茶を飲んでいましたが、毎日だとやはり飽きてしまうもの。

 そんな時に、私がお世話になったお茶を紹介します。

2011.09.08(木)
text:Izumi Watanabe