コベント・ガーデンの真ん中に、
1日限定の森が出現

空気汚染の現状がわかるマップも公開

カムデン自治区のブースでは、エコに関連したさまざまな情報が提供されていました

 キングズ・カレッジによるブースでは、ストローでカラーインクを吹き飛ばすことで、抽象的な絵を作成する子どものための催しと並んで、空気汚染の現状がわかるマップも公開されていました。現在、同カレッジではロンドン市とのコラボで、市内の空気汚染の状況がリアルタイムで地図上に表示されるアプリを開発中。このアプリを利用すれば、なるべく排ガスの少ない道を選んで通ることができるので、サイクリストや歩行者にとってはありがたい存在になりそうです。

左：キングズ・カレッジのブースでは、空気汚染が激しい道を色つきで示す地図と、開発中のスマートフォン・アプリが
右：子どもが楽しめる、ストローを使ったお絵かきイベントも

 周辺ショップも、訪れる人にプレゼントを用意したり、抽選会や一日限定の特別割引があったりと、お祭り気分をアップ！ ラウンドアバウトの中心ではミュージシャンのパフォーマンスや、太極拳の教室などがあり、緑の木の下、訪れる人がほんのひととき立ち止まって、思い思いの過ごし方のできる、都会生活のなかでは貴重なイベントとなりました。

text&photographs:Kazuyo Yasuda(KRess Europe)