海を超えてやってきた多様な文化が融合し、独自の世界観を作り上げた琉球王朝。その華麗な美意識を体感できる、唯一無二の滞在プランを星のや沖縄で発見!
「うとぅいむち滞在」で王朝時代の美学を体感
◆星のや沖縄
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多くのやちむん作家たちが工房を構え、紅型、読谷山花織、琉球ガラスなど、素晴らしい手仕事が今なお最も息づいている地域のひとつ、読谷村。
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沖縄の鮮やかな美意識が凝縮しているこの村の美しい海辺で、至福の休日を満喫できるリゾートといえば、星のや沖縄。
全室オーシャンフロントで、その絶佳の眺望に感激する、とっておきの楽園です。
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この優美なリゾートに滞在する醍醐味といえば、なんといっても沖縄の奥深さに出会える多彩な体験プログラム。その真骨頂であり、集大成ともいえるのが「うとぅいむち滞在」なのです。
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島言葉で “おもてなし” を意味するこの滞在プログラムは、贅を尽くした琉球王朝の “歓待の宴” がモチーフ。
かつて中国皇帝からの使者を丁重にもてなした宮廷の優雅を、今の時代に合わせたスタイルで体感できます。
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右:宮廷の賓客をもてなした伝統菓子とぶくぶく茶でひと息。
リゾートに到着したら、まずは古き伝統にならって琉球菓子とぶくぶく茶でゲストを歓迎。
客室には、アダン筆と月桃紙が用意されていて、ゆったりとした心持ちで旅の感激を書き記す……。デジタルをすっかり忘れて筆に集中するひとときも、このプログラムならではです。
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さらに夕食には、華麗な琉球漆器の「東道盆(とぅんだーぼん)」を主役とした宮廷料理が登場。
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調理にとても手間と時間がかかることから、現在では数少ない料理人だけがその技を受け継ぐという伝統料理の世界観を存分に堪能。まさに圧倒的な非日常の美食体験となります。
そして、「うとぅいむち滞在」では、さらなる贅沢な体験も。次のページでご紹介しましょう。
撮影=鈴木七絵
文=矢野詔次郎