レバノン料理、甘いもの、ブランチづかいのカフェと地元でも注目を集める店から始める1日の清々しいこと。
どのお店へ行こうか選ぶのが楽しくなるおすすめの3軒をご紹介。
おなかと心を満たす店
◆ha ra(ハ ラ)
2019年に惜しまれながら閉店した名物カフェ「efish」で最後の店長を務めた原こころさんが店主。
公園や川の近くで気持ちよく風が抜ける場所をと、鴨川と京都御苑の間に店を構えた。
「おなかと心を満たす店」を思い描き、店名は苗字とのダブルミーニング。
その心意気はBLTを作るための鉄板がマストだった話からも伝わってくる。まずはベーコンを焼き、その脂で香ばしく焼き上げた食パンと自家製マヨネーズが味の決め手のBLT。
3枚仕立てのボリュームで口いっぱいに広がる旨みと、軽やかさのバランスが絶妙だ。季節野菜など素材の持ち味を引き出したスープで目覚めるのも魅力的なブランチの選択肢。
古い電気店をリノベーションし、原さんが集めてきた古いものに彩られた空間に、心も満たされる料理が待っている。
ha ra(ハ ラ)
所在地 京都市上京区梶井町448-62
電話番号 075-285-4821
営業時間 10:00~19:00
定休日 火曜、ほか不定休
Instagram @ha_ra_kyoto
Feature
1日を素敵に始める
京都の朝食3軒
Text=Mako Yamato
Photographs=Atsushi Hashimoto