東京駅からわずか約30分の海辺に、オーシャンビューのラグジュアリーホテル、ハイアット リージェンシー 東京ベイが2021年7月12日にオープン。都心からすぐに行けるリゾート空間として話題を集めています。


世界初「コシノジュンコスイート」も

◆ハイアット リージェンシー 東京ベイ

 公園の豊かな緑が目の前に広がり、その向こうにはさざ波がきらめく海……。ハイアット リージェンシー 東京ベイは、都心の喧噪を忘れて、心穏やかな時間を満喫できる最新ホテルです。

 東京ディズニーリゾートへは、無料シャトルバスで約20分とアクセスがよく、例年6000発以上が夜空を彩る浦安花火大会の打ち上げ会場もすぐ目の前(※)。

 ※残念ながら2021年はコロナ禍のため中止。

 そんなロケーションが素敵なこちらのホテル、プレミアム感のある空間とおもてなしも魅力的です。クラブラウンジ「リージェンシークラブ」をはじめ、ハイグレードな滞在を実現する、すべてのものが揃っているのです。

 そして、最大の特徴といえば、日本を代表するデザイナー、コシノジュンコさんがこのホテルのために制作したアートが館内の随所に配されているところ。

 スタッフのユニフォームやシャトルバスもコシノさんがデザインを手がけていて、独自の世界観に魅了されます。

 また、食通としても知られている俳優・辰巳琢郎さんがワインアドバイザーとして、館内で提供される日本ワインをセレクト。レストランやバーで味わうことができます。

 客室数は全350室。ゲストの滞在スタイルに合わせて多彩なお部屋を用意していて、まさに旅の目的になるようなスイートもあります。

 それが「オーシャンビュー テラス スイート(ROOM)」。

 世界でもこのホテルにしかない、コシノジュンコさんがデザインを監修した、「JUNKO KOSHINO SUITE」ともいうべき客室です。

 「自分が泊まってみたいお部屋をコンセプトにデザインしました」とコシノさん。

 西陣織で特注したベッドスロー、遊び心あふれる小物など、部屋全体がまさにオートクチュール。

 リゾート感にあふれるこのホテル内で、とびきりの “わくわく感”を味わえる空間となっています。

 また、コシノさんの作品は、プレミアムなステイを約束する「クラブルーム」にも飾られています。

 日本モード界の礎を築き、今もなお、新たなクリエイションで人々を魅了している伝説的デザイナーの作品を間近に眺めながら眠りにつく……。なんとも贅沢な体験です。

2021.07.19(月)
取材・文=矢野詔次郎
撮影=鈴木七絵