リュクスな滞在と美食を提案する日本初上陸「フォションホテル京都」

コンセプトは“FAUCHON Meets Kyoto. Feel Paris.”

　今年2021年3月にグランドオープンした「フォションホテル京都」は、パリ発の世界の美食トップブランド「FAUCHON(フォション)」による、日本初にして世界2軒目となるプレミアムホテルだ。

「フォション」のブランドカラーを組み合わせてパリと京都のエッセンスを融合させた、ラグジュアリーでモダンなデザインを施したゲストルームは全59室。(撮影＝ナカサ＆パートナーズ)

　京都の街歩きを楽しんだあとにホテルに帰ると、“パリを味わえる” “フォションを味わえる”という、まったく新しい滞在を提案。世界初となるフォションの名を冠したスパ「Le Spa Fauchon(ルスパフォション)」なども話題なっており、唯一無二のホテルステイを叶えてくれること請け合いだ。

日本ではここでしか購入できない、パリ直輸入のフォションマカロンや紅茶なども揃えるペストリーブティック「Pâtisserie＆Boutique Fauchon(ペストリー＆ブティックフォション)」。

　さて、そんな「フォションホテル京都」は、美食ホテルとしても羨望のまなざしを注がれている。

　同ホテルにはフレンチレストラン、ティーサロン、ペストリーなどを購入できるショップが揃い、“食を通してパリと京都の魅力を感じる”ことができるのだ。

　そこで今回は、「フォションホテル京都」でこの時期だけにいただける、夏季限定グルメをご紹介しよう。

ロビーエリアの大階段を上った先にある、2階のティーサロン「Salon de Thé Fauchon」。

　ホテル2階「Salon de Thé Fauchon(サロンドテフォション)」は、「フォションホテルパリ」でも人気のアフタヌーンティーを京都オリジナルバージョンで提供し、フォションブランドの紅茶とともに堪能することができるティーサロン。

「フォションアフタヌーンティーセット～l'été(レテ・夏)～」5,000円(税・サ込)。1日2部制・要予約(完全予約制)。

　そんな「Salon de Thé Fauchon」で2021年8月31日(火)までの期間限定で味わえるのが、マンゴーやパッションフルーツ、ライムなど夏の味覚をふんだんに使用した「フォションアフタヌーンティーセット～l'été(レテ・夏)～」だ。

　ジュレやムースなど口当たり涼やかなスイーツに、自家製スコーンやマドレーヌ、季節のパルフェに「フォション」のシグネチャーであるパリ直輸入のマカロンなどもラインアップ。

　味わいのアクセントになる夏野菜を使ったセイボリー、23種のフォションオリジナルの紅茶＆フレーバーティーとともに堪能できる。

2021年9月5日(日)までの夏メニュー(ランチ)より、「フォション特製夏野菜のテリーヌハーブのジュレビーツのビネグレット」。上賀茂の農家から仕入れた夏野菜を香り高いジュレで寄せてテリーヌに。ビーツ&ラズベリーのピンクのソースが、彩りに豊かさを添えた1品。

　ビストロ料理のエスプリをベースに、上質な素材とシェフのクリエイティビティーを駆使して昇華させた“ビストロノミー”が楽しめる、最上階のメインダイニング「Restaurant Grand Café FAUCHON(レストラングランカフェフォション)」でもまた、グランドメニューに加え、夏の新メニューが登場している。

　開業後、初めて迎える夏の新メニューのキーワードは、“FAUCHON Meets 京都の食材”。

　ランチメニューには、“京もち豚”を柔らかくしっとり焼き上げた「京のもち豚のグリルローストしたグリーンパプリカワイルドルッコラのペーストラズベリーマスタード」、ディナーには、仕上げに上賀茂産の葉山椒を使ったオイルを浮かべた「京都地元野菜で作った冷たいガスパチョスープグリエした剣先烏賊葉山椒オイル」などがある。

　地元食材を使いながらも夏のパリを感じさせてくれる、夏の新作ランチ＆ディナーの提供は2021年9月5日(日)まで。