鉄板でジュージュー焼くホルモンうどんも必食!

 そもそも津山の牛肉、中でもホルモン(内臓)が美味しいエリアだということを全国に知らしめたのは、「ホルモンうどん」がB級グルメで話題になったおかげ。ホルモンは地元では昔から鉄板焼きなどで日常的に食べられていたそうですが、酒のつまみの一品としてのホルモン焼きと、〆に食べるうどんを一緒に焼いて食べたのが「ホルモンうどん」の起源だと言われています。新鮮だから臭みもなく、ビタミン、鉄分、カルシウムなどの栄養が豊富に含まれたホルモンは、正肉に比べても低カロリーでヘルシー。

 ホルモンうどんは、食堂や鉄板焼き店など市内50店舗以上で提供されていますが、牛の新鮮なホルモンが豪快に入っている点はいずれも同じ。小腸、大腸、盲腸、直腸、ハツ、ミノ、ハチノス、センマイ、アカセン……。ホルモンの部位の組み合わせは店によってさまざまで、いずれも味噌か醤油をベースにした自家製タレで特徴を出しています。こってり、あっさり、辛みをきかせたり、甘辛く仕上げたり。うどんにこだわって、手打ちの自家製麺を使う店もあったり、口当たりやわらかめから硬めまでさまざまあるそう。

 フレッシュなホルモン、キャベツやもやしなどの野菜とうどん、これらにタレを絡めながら鉄板でジュージュー焼かれたら、食欲全開になること間違いなし。津山を訪れたらぜひ味わってくださいね!