2月は頑張り過ぎずにダラダラ過ごす

 そもそも魚座は現実と夢のハザマで生きているような人たち。ある意味、生まれながらの魔法使いのようなものです。ミもフタもない現実を想像力で補って、世界を生き生きと輝かせる力を持っています。

 2月は頑張り過ぎずにダラダラ過ごすのもありです。動画配信サービスで韓国ラブコメを観まくるのもいいし、また別の世界であなた独自の「推し」を見つけたりBL漫画にハマって腐女子三昧したりするもよし。

 家の外は緊急事態宣言下でも、頭の中は別世界に自分を遊ばせるという状況を作ると内側からエネルギーが湧いてきます。現実に真っ向からぶつかって「結果を出さなきゃ」と焦るのは、ずばり“ソレ、今じゃない”ってことです。

 ダメな人のふりをしつつ、心にビタミン剤を投入するうちに2月19日(金)には太陽が、そして2月25日(木)には金星が魚座に入り、あなたを取り巻く環境も変化します。

 ここからは頭を切り替えて活動開始です。2021年を有意義に過ごすための、最初の関門がやってきます。胸に秘めていた計画を実行に移すのもいいし、環境を変える試みにも積極的に取り組みましょう。

 ただし満月2月27日(土)は要注意日。この近辺に持ち上がる企画は一見、魅力的でも問題多し。すぐには飛びつかないほうが正解です。

月が導くあなたのターニングポイント

月が天の魚座を運行するのは、2月12日(金)夕方から2月15日(月)に日付が変わった直後まで。目的を持って何かを達成したい、人生の方向づけをしたいと願うのなら、この期間中に小さなアクションを。また会いたい人に連絡を入れる、自分にちょっとしたご褒美をあげるのにもよい日です。さっそくスケジュール帳のその日づけに印をつけて、夜空で輝く月を味方につけてください。

岡本翔子(おかもと しょうこ)

心理占星学研究家。英国占星学協会会員で、日本における心理占星学のパイオニア。占星術や月に関する著書・翻訳多数。
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2021.01.30(土)
文=岡本翔子
イラストレーション=INEMOUSE