プレゼント選びは“伊勢丹の香り”がベース

――プレゼントを選ぶ基準は?

平子 酒井に関しては持ち物に対して意識が低いんで、この年齢になったらもう少し意識高いものを覚えたほうがいいんじゃないかっていうものを渡してますね。

 たとえば、スーツケース。それまですごいしょっぱいヤツを使ってたんですよ。一緒に移動する演者にナメられてほしくないから。俺だったらアレを見たらナメちゃうんで(笑)。

 買うお店は伊勢丹が中心。ベースにあるのは“伊勢丹の香り”ですね。それが伊勢丹じゃなくても(笑)。

酒井 僕の場合は、平子さんは身につけるものはこだわりがありそうなので、あえて食べ物とか消えものを選んでますね。誰もあげてないようなものをあげたい。伊勢丹も行きますし、豊洲とか御徒町も。「吉池(※プロにもファンが多い、魚介専門店。JR御徒町駅すぐ)」、最高っすね。

平子 自分は日常から無意識にリサーチしてるんですよ。相手をよく見てます。それは嫁も相方も関係なく。何かをあげようって思ってる人のボソッと言うひと言からもヒントを得たり。たぶん、頭の中にそういう置き場があるんですよ。

酒井 親にはご飯連れて行ったりしますね。甥っ子には『スラムダンク』全巻買ってあげました。まんまと今、ミニバスやってます(笑)。

平子 嫁は今年、40歳になるんで記念に腕時計をあげたんですよ。早くあげたくて誕生日になる前にもう渡しちゃいました。秋のうちになら、袖口からまだ覗くじゃないですか。冬になってコート着ちゃうとせっかくの時計が隠れちゃってもったいない。

――さすが平子さん(笑)。

2020.12.24(木)
Text=Terebi no sukima
Photographs=Wataru Sato

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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