お家で過ごす時間が増えて、見直してみたくなった趣味の時間。
京都の職人さんたちから、手作りの楽しみのヒントを教わりたい。
触れて、使って、京からかみを知る
◆唐丸[高辻柳馬場]
京からかみとは、顔料と糊を混ぜた絵具を使い、木版で艶やかな色模様を摺り出す襖紙のこと。
版画と異なり、バレンを使わず直接手のひらで摺るのが特徴だ。平安時代から続くこの職人技に、気軽に挑戦できるキットが誕生。
和紙から美しい文様が浮かび上がっているような独特の質感を、見るだけでなく自分の手で感じることができる。
唐丸
所在地 京都市下京区泉正寺町460
電話番号 075-361-1324
営業時間 10:00~17:30
定休日 日・月曜・祝日
https://karamaru.kyoto/
取材・文=高橋マキ
写真=大島拓也
構成=矢野詔次郎