シエラ・ネバダ山脈に守られ、「アンダルシアの宝石」アルハンブラを擁するグラナダは、エキゾティックで神秘的で官能的。19世紀ロマン主義の理想郷だったとされる。自然に恵まれ、中世のロマンスにあふれた異国趣味は、もちろんいまでも旅人の憧れだ。

 レコンキスタ終焉の地は、滅びゆくイスラム王国の栄華を最後に伝え、陽の沈まぬスペイン帝国はじまりの地でもある。

 グラナダの、アルハンブラ、ホテル、タウン情報を3回に渡り紹介。今回はタウン情報。

» 第1回 「アンダルシアの宝石」アルハンブラ
» 第2回 アルハンブラの森に立つ老舗ホテル

エキゾティック美人と活気のアラブ街にて、グラナダ堪能

左:豊かな黒髪と眉と睫毛のくっきりとしたアンダルシア美人。何世代にもわたる民族的な混交が、美を創りだしたらしい
右:グラナダには、かつてのアラブ人居住区だったアルバイシン地区だけでなく、市内の繁華街にもアラブ街があって、土産物屋などが立ち並ぶ。これはカルデレリア・ヌエバ通り

 アルハンブラから一転。市内は存外明るくてとても活力に満ちた感じ。賑やかだ。

 で、アンダルシアは美人が多いことでも有名で黒髪のエキゾティックな美女をよく見かける。羨望とともに歩いていたら、アラブ街に到着した。

左:アラブ街では、こんなミラーモザイクのランプだの、水パイプだのが売られているわけです
右:ショッピングストリートに架けられた日除けが、グラナダの陽射しを物語る

<次のページ> まずは、テテリアにてミントティーで一服

photographs:Yuji Ono
realization & text:Satsuki Ohsawa
coordination:Terumi Moriya