ワインが飲みたければ、何時でも始めてよし。ビールで渇きを潤すのは人生における恒常的な権利だと、この街の人々は思っている。

 飲む、集う、笑う。バルは、シンプルな生活の、幸せがある場所。マドリードのバルを9軒ご紹介。


旧市街の老舗から始めるバル巡り

●Stop Madrid(ストップ・マドリード)

ガリシア風パイ 3.50ユーロ、肉団子 12ユーロ、イワシの酢漬け 6ユーロなどシンプルなタパスが揃う。

 文芸地区と呼ばれるこの周辺は、スペインの黄金世紀である16~17世紀にセルバンテスをはじめとした文豪たちが住まいを構えていた地区だ。

開放感あるホール。歴史感じる空間で様々な土地のワインを。

 市の重要文化財にも指定されている1866年竣工の建物は、パティスリーとして開店した後に長い間アイリッシュパブだったのが、1929年創業のタベルナ、ストップ・マドリードのオーナーの手に渡り現在に至る。

ボリューム満点カナッペ。1個 4ユーロ。
サーモンやアンチョビのカナッペは一つだけでもかなりのボリューム。

 念入りな改装では入り口の天井部フレスコや板張りの床などを丁寧に復元。旧市街のバルらしい、落ち着いた空間でスペイン全国のワインを楽しめる。

ストップ・マドリードはこの他にも市内に3店舗を持つ老舗。

Stop Madrid(ストップ・マドリード)

所在地 Calle del León, 10, Madrid
電話番号 914-295-695
営業時間 12:00~24:00(金~日曜 12:00~25:00)
定休日 無休
http://www.stopmadrid.es/

Feature

Photo=Asami Enomoto
Text=Yuko Harigae(Giraffe)
Coordination=Yuki Kobayashi

この記事の掲載号

まだ見ぬスペインへ

CREA Traveller 2020年春号

まだ見ぬスペインへ

定価1,350円 (税込)

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CREA Traveller 2020年春号
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