一度体験すれば虜になる
アンダーズスタイルの心地よさ

●アンダーズ 東京[虎ノ門]

 ヒンディ語でパーソナルスタイルを意味する「アンダーズ」。

 2007年、ロンドンで最初のホテルを開業して以来、刺激的でありながらも、心地よい時間を過ごせるホテルとしてトレンドセッターたちの熱烈な支持を集め、新しいラグジュアリーの価値観を確立している、話題のホテルブランドです。

 2014年、虎ノ門ヒルズに誕生したアンダーズ 東京も、地域に密着した取り組みと、独自の美意識でゲストを魅了しています。

 1階のエントランスからは、高速で移動する小さなミュージアムのようなエレベーターに乗って51階のロビー階へ。

 そして、そこに降り立つと、スタンディングカフェのようなスペースでアンダーズホストがゲストをお迎えしてくれます。

 決して堅苦しくなく、それでいて上質な空間がアンダーズならではのスタイル。リラックスしながらホテルの華やぎを満喫することができて、それがなんとも居心地いいのです。

 気になる客室は、すべて47階以上に位置しています。

 大きな窓の外に広がる都心の爽快な眺めに、誰もが息を呑むことでしょう。桂離宮からインスピレーションを得たというインテリアは、シンプルかつスタイリッシュ。

 個性を醸しながらも主張しすぎない、その匙加減が絶妙です。

文=矢野詔次郎