香港に着いたら真っ先に食べたいものといえば、そう、本場の広東料理。

 伝統を守り続ける名店が軒を連ねる一方で、国際都市・香港らしく世界の今を捉えた広東料理からも目が離せない。

 モダンに進化した最新中華を召し上がれ。


Happy Paradise
(ハッピー・パラダイス)

   クリエーターやセレブリティからドラァグクィーンまで、最旬カルチャーを体現するファッショニスタたちが、夜な夜な集まるのが、開店から2年を迎えたこちら。

香港産のジューシーな三黄鶏をしっとりと加熱し、キノコ類から取ったダシと合わせたスープチャーハンはこの店の看板メニュー。

 カラフルなネオンが輝く70年代のストリッパークラブをイメージした店内には、アメリカのロックやソウルが大音量で流れ、バーカウンターではクリエーティブなドリンクがひっきりなしに提供される。

冷たく仕上げた中華風茶碗蒸し。クリーミーな舌触りとショウガの風味が特徴。

 カクテルとともに味わいたい料理は見た目も美しく今どきっぽいイメージ。だが、一口食べると、その骨太で本格的な味わいに驚くはずだ。

広東料理では伝統的に魚介類の調理に使われるショウガと青ネギの合わせ調味料をアレンジして、ヘルシーにカリフラワーを炒めた暑い季節限定の一皿。カクテルは5種類の中国スパイス入り。

 それもそのはず、オーナーシェフのメイ・チョウさんは、2017年に「アジアのベスト女性シェフ」に選ばれた実力の持ち主。

メイ・チョウさん。広東料理をバーガースタイルで提供する「Little Bao(リトルバオ)」も人気。ファッションや生き方も注目されている。

 若者や一人客、海外からの旅行者にも本物の広東料理をカジュアルに味わってほしいと、このスタイルを選んだ。

ハッピー・パラダイスの“エッグ ワッフルとサワードゥのディップ”。
お餅とあずき、焼きリンゴにパクチーのクリームを合わせたデザート。

 深夜まで営業しているので、ちょっとドレスアップして出かけたい。

Happy Paradise
(ハッピー・パラダイス)

所在地 UG/F, 52-56 Staunton Street, Central, Hong Kong
電話番号 2816 2118
料金 大皿をシェアするシェフおまかせコースは480香港ドル/1人
営業時間 18:00~25:00
(金・土曜 18:00~26:00、日曜、祝日 18:00~24:00、食事L.O.は閉店の2時間前、ドリンクL.O.は閉店1時間前)
定休日 無休
https://www.happyparadise.hk/

Feature

極上の中華、香港にあり!
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Photo=Takashi Shimizu
Cooperation=Hong Kong Tourism Board

この記事の掲載号

香港・マカオ

CREA Traveller 2019年秋号

新しさと懐かしさと
香港・マカオ

定価1,350円 (税込)

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CREA Traveller 2019年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在は異なる場合があります。