「星のやブランド」の海外2軒目の施設として、台湾の温泉地・谷關に「星のやグーグァン」が、2019年6月30日(日)にグランドオープンした。

 そこで今回は、星野リゾートが台湾で初めてプロデュースするラグジュアリー温泉リゾートの魅力に迫る。

 さらに、海外施設1軒目「星のやバリ」のおすすめプランをご紹介!


コンセプトは“温泉渓谷の楼閣”
台湾のラグジュアリー温泉リゾート

星のやグーグァン
[台湾]

星のやグーグァンが位置するのは、台湾第二の都市・台中の郊外にある温泉地の谷關(グーグァン)。深い渓谷がもたらす湧水と豊かな温泉に恵まれた土地で、その美しい自然に共鳴するような建築、ランドスケープデザインが印象的だ。

 土地の文化を敷地内で色濃く表現しながら、ゲストに圧倒的な非日常の世界観と日本のホスピタリティをベースにしたおもてなしを提供する――。これが「星のやブランド」に共通するコンセプトだ。

 2007年、星のやの海外初リゾートとして誕生した「星のやバリ」に続き、2019年6月30日(日)、海外2施設目として待望のグランドオープンを果たした「星のやグーグァン」。ここもまた、土地の文化や豊かな自然美を最大限に活かした滞在を提案するリゾートだ。

 オープンから約2カ月が経ち、広報担当者は「お客様の割合としては8割ほどが台湾、特に台北からで、日本人は1割弱です。日本のお客様はご夫婦やお子様連れの方を多くお見受けします。日中はプールやガゼボでお過ごしの方が多く、ご朝食のあと、朝日が差し込んだウォーターガーデンを散策される方も多くいらっしゃいます」と盛況な様子を教えてくれた。

 星のやグーグァンが開かれたのは、台湾第二の都市、台中から車で約1時間半の場所にある、谷關(グーグァン)という温泉地。

 コンセプトは“温泉渓谷の楼閣”。全室半露天風呂付の客室、風と水を感じる開放的なパブリックスペース、滞在シーンに合わせた料理など……。谷關の自然が身近に感じられるようなステイを実現する、細部にまでこだわったアイデアが随所に凝らされている。

メゾネットタイプのゲストルーム「水明」のリビングルーム。ゲストルームはほとんどがメゾネットタイプの広々とした造り。贅沢な貸し切り温泉体験ができる、独立した温泉フロアがあるのが特徴だ。

 星のやグーグァンの最大の魅力は、すべてのゲストルームが源泉かけ流しの温泉付き客室であること。

 ほとんどのゲストルームがメゾネットタイプで、プライベート感たっぷりの温泉フロアが設けられている。

 これは「ゆっくりと温泉に浸かる時間と、リビングや寝室でくつろぐ時間、このふたつの時間の楽しさを感じてほしい」という思いから生まれたもの。

 独立した温泉フロアを設けることで、ラグジュアリー度がぐんとアップ。滞在中はいつでも、何度でも、思いのままに湯浴みを満喫することができる、贅沢な空間造りとなっている。

すべての客室に半露天風呂が配されている。写真はゲストルーム「月見」。メゾネットの温泉フロアには半露天風呂とともに湯上がり処が用意されているので、ゆったりとくつろげるのもうれしい。

 ゲストルームに設けられた温泉フロアは、両側に窓を配することで心地よく風が通り抜ける設計。

 その窓越しには、雄大な山々やウォーターガーデンの景色が広がり、暑い時期でも、爽やかな風を肌に感じながら、貸し切り感覚で湯浴みが存分に堪能できる。

 またリビングと寝室のフロアには、天井の高さまで張られた大きなガラス窓が配されているのも特徴のひとつ。

 刻一刻と移り変わる屏風絵のような風景が、自然豊かなリゾートの滞在時間をより豊かなものにしてくれるのだ。

文=立花奈緒(ブレーンシップ)