収穫の3日後には
瓶詰めドリンクに

 この日収穫されたルバーブは、翌日の朝には東ロンドンの自社工場に運ばれ、低温でじっくりと18時間調理され、手間と時間を惜しまないスクエア・ルート・ソーダならではのレシピで、3日後には瓶に入ったドリンクへと生まれ変わるのだそう。

 現在は、カフェ・ベイカリー・チェーンのゲイルズやテート美術館のカフェ、フラーズ系の一部のパブなどが、商品の取り扱いをしています。

 「近日に約5倍の広さの工場への引っ越しを予定しています。新工場では現在の8倍の生産量が可能になるので、国内外ともに、ますます新しい販路を探っていくつもりです」とエドさんが語るように、まさに追い風に乗っているスクエア・ルート・ソーダ。

 今後このラベルを見かける機会は、さらに増えそうです。

Square Root Soda
(スクエア・ルート・ソーダ)

https://www.squarerootsoda.co.uk/

安田和代(KRess Europe)

日本で編集プロダクション勤務の後、1995年からロンドン在住のライター編集者。日本の雑誌やウェブサイトを中心に、編集・執筆・翻訳・コーディネートに携わる。
ロンドンでの小さなネタをつづったインスタグラム www.instagram.com/gezkaz/
運営する編集プロダクションのウェブサイト www.kress-europe.com/

Column

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世界の12都市から、何が旬で何が起きているかをリポートするこのコーナー。
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文・撮影=安田和代(KRess Europe)