ご当地の日本酒やお茶をじっくり堪能
「星野リゾート」の居心地のいい部屋

滞在シーンに合わせたペアリングで
自分だけのお茶の時間を

◆星野リゾート　界 遠州

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　全国に展開している温泉旅館「星野リゾート　界」では、それぞれの地域の特長的な文化を楽しめる、特別なおもてなし“ご当地楽”を用意している。

　お茶の生産量日本一の静岡に位置する「星野リゾート　界 遠州」のご当地楽は“美茶楽”。

　お茶の産地ならではの、お茶の魅力を客室内で味わえる“茶処カウンター”を備えたコンセプトルーム「茶処リビング付和室」が2018年3月に誕生した。

　大きな窓から壮麗な浜名湖のレイクビューが楽しめるツインベッド付きの客室に、“茶処カウンター”を設置。

　“茶処カウンター”はIHヒーターやシンクが備えられた、自由にお茶をいれることが出来るカウンタースペースだ。

　到着後・就寝前・朝の目覚めと、3つのシーンに合わせて、“香り”と“うまみ”と“色”でセレクトされた茶葉と、その茶葉に最も適した茶器やお茶請け菓子が用意されており、それぞれのペアリングを滞在シーンごとに楽しめる。

　まず到着してから夕食前までは、移動の疲れを癒すため、“香り”をテーマにした茶葉でリラックス。

　香りを楽しめる「こうしゅん」など、季節に合わせた2種類の茶葉が用意されている。

　お湯を入れた瞬間からふくよかな香りを楽しめるささめ式の急須で香りを楽しんで。

　そして、就寝前はリラックス効果や寝付きをよくすると言われているテアニンが豊富な「さえあかり」など2種類を。

　茶葉をしっかり開き、じっくりうまみを抽出できる急須で、うまみをしっかり味わって心地よい眠りの世界へ。

　朝は、深み・渋みを楽しめる静岡を代表する深蒸し茶など3種類を用意。細かい茶葉の最後の一滴まで絞り切れるよう、網目の細い急須で。

　窓からのぞむ朝の静かな浜名湖の風景を眺めながら、まろやかなコクのあるお茶を味わえば、頭もすっきりリフレッシュできて、快適な目覚め。

　きっとさわやかな一日の始まりを約束してくれるはず。

　一日を通して、自分だけのお茶の時間を、ゆったりくつろぎながら楽しんで。

文＝梅森 妙