ちょっとずついろんな種類が
フードは欲張り派にも大満足
香ばしい金萱烏龍を味わっていると、セイボリーの3皿が一気に到着。サツマイモの餃子、チャーシューのパイ、カブのローストが入った中華風茶碗蒸しです。
とんがり頭の四角い餃子は、シューの自慢料理のひとつ。もっちりした生地が食べごたえあり、です。
続いて、スイーツに合うお茶を、ということで、ティーソムリエが、10年熟成の烏龍茶をチョイス。こちらも同じ方法で丁寧にいれてくれます。
台湾名物のパイナップル・ケーキやかわいらしいフォルムの桃まんじゅう、黒糖のケーキなどずらりと並べられたスイーツは、どれもほどよい甘みで絶妙の分量。
やや甘みのある香りでありながら後味はさっぱり、という特徴でお茶ととてもよく合うのです。
アフタヌーンティーというと、その名の通り午後2時頃から提供するお店が多いなか、シューの場合は12時からオーダーできるので、ランチの代わりに利用できるのも嬉しいところ。
デリケートなアロマが漂うお茶といろんなスイーツをちょっとずつ味わいたい人におすすめです。
XU Teahouse & Restaurant
(シュー・ティーハウス&レストラン)
所在地 30 Rupert Street, London W1D 6DL
※Afternoon Tea Ceremony Set (12:00~17:00) ひとり 32.00ユーロ
https://xulondon.com/
安田和代(KRess Europe)
日本で編集プロダクション勤務の後、1995年からロンドン在住のライター編集者。日本の雑誌やウェブサイトを中心に、編集・執筆・翻訳・コーディネートに携わる。
ロンドンでの小さなネタをつづったフェイスブック www.facebook.com/kresseuropelimited
運営する編集プロダクションのウェブサイト www.kress-europe.com/
文・撮影=安田和代(KRess Europe)