マカオ・コタイ地区の大型IR(統合型リゾート)「シティ オブ ドリームズ マカオ」に2018年6月15日、新しい高層タワー型ホテル「モーフィアス(Morpheus)」がオープンしました。ひときわ目立つ独創的な外観デザインで、早くもマカオの新名所として注目を集めています。

「モーフィアス」の奇抜な建築デザイン。(C)Melco Resorts & Entertainment Limited
スタッフのユニフォーム。(C)Melco Resorts & Entertainment Limited

デザインは日本でも有名なあの人!

 設計は東京・新国立競技場の当初案をデザインしたことで日本でもその名が知られるようになった世界的に著名な女性建築家で、2016年3月に急逝したザハ・ハディッド氏が設立したザハ・ハディッド・アーキテクツが担当。

まるでアート作品のような独創的な建築美が光る。(C)Melco Resorts & Entertainment Limited

 ザハ作品の特徴とされる曲線を多用した斬新なデザインが目を引きます。世界初の自由造形による外骨格鉄骨構造の高層建築で、繭のように外周の鉄骨が全体を支えているため、内部に柱がない構造となっており、ロビーの巨大な吹き抜け空間は壮観そのもの。

ロビーは広々とした開放感に包まれる。(C)Melco Resorts & Entertainment Limited

 使用された構造用鋼材はパリのエッフェル塔の4倍相当の2万8000トンにも上るそうです。高さもあって迫力を感じさせますし、建築マニアでなくとも、芸術作品のようなアーキテクチャは心を打つものがあります。

文・撮影=勝部悠人(マカオ新聞)